Netflixで配信している「鳳凰の飛翔」原題「天盛長歌」全７０話見終わりました。もう、先が気になり、どんどん見てしまいました
うぇーん、後半切なすぎます
前半は第三皇子の雪辱を晴らすために真実を暴いていく第六皇子楚王・寧弈（陳坤チェン・クン）と辛子硯（趙立新チャオ・リーシン）たち。
そこに出会った鳳知微（倪妮ニー・ニー）も加わり、彼らの緻密な策にワクワクドキドキ そしてちょっと素直でない寧弈の茶化したような態度やそれに負けてない鳳知微など、ハラハラもしますが楽しい場面も多々あって
寧弈と辛子硯のやり取りも楽しくて
その後は皇太子の座を狙い燕王・第二皇子寧昇（是安シーアン）と韶寧公主が動き出し、次には辺境から戻って来た第七皇子寧斉（曲高位チュー・ガオウェイ）が皇太子の座を狙って企み始めます。
彼が一番嫌らしかったような・・・わざとらしいおべっかで
寧斉の母も妻もいい人だっただけに彼の行いが許せなかったです
誠実に仕えていたら自然と皇太子になれたかもしれないのに・・・
皇太子争いだけでなく、鳳知微の出自、そして金獅国、大悦との戦いも絡み・・・５４話から大悦の第三皇子安王として袁弘（ユエン・ホン）さんが登場します。
後半は楽しい場面が無くなり、様々な人たちが切羽詰まりそして苦悩し切ないです
また寧弈の母が生きていて、寧弈は自ら皇籍を放棄し、母と静かに暮らすことを望みますが・・・彼を皇太子にするために尽くしてきた辛子硯、それにより二花も大花のお腹の子も失った辛子硯は納得いかないよね
また大成の第四皇子だった長孫弘と月泠たちは天盛帝や寧弈を恨んで長孫弘の妹である鳳知微を利用するような企み
あー、辛すぎる
もう、来世に託すしかない二人なのね～
二人の周りにはあまりにも多くの死が
鳳知微の養母明纓（劉敏濤リウ・ミンタオ）、皓、宗先生、赫連錚（張暁晨チャン・シャオチェン）、長孫弘、雅楽・・・
天盛帝（倪大紅ニー・ダーフォン）が言ったように皇后になったらいつか二人が憎み合うかもしれない、天下を安定させるためには情も義も捨てねばならないかも。
あー、でも自分の命よりも互いをあんなに思い合っていた二人なのに
周りの者がそんな二人の気持ちを利用して
そして常に寧弈のそばで支えてくれた辛子硯・・・でもあの時のことが 王才人を殺してしまった辛子硯ですから、法の下死罪だったのかなあ・・・
寧弈と辛子硯も辛すぎる
後半は本当に切なかったです。皇族は親子兄弟、家族なのに互いを疑い、陥れ・・・あんな中にいたくない。皇帝を始めみんな心休まる時がないです。
登場人物みんな賢く企むから見る側も気が抜けません。
でもそんな中、喜怒哀楽を表現する陳坤さんの１つ１つの表情に魅せられました そして髪をほどいたあの姿はまあ、なんと素敵なことか
また南衣（白敬亭バイ・ジンティン）や赫連錚もいい味出してました
後半は結構辛い話でしたが、作品全体では衣装や調度品も品があり、役者も音楽もそしてもちろん内容も良かったです
是非、Netflix１ヶ月お試し無料で見て頂きたい作品です