衛星劇場で放送していた「王は愛する」全20話(韓国では全40話)見終わりました。

父は高麗の王、母は元皇帝の娘、その二人を両親に持つ知性に溢れた優れた王子ウォン(ZE:Aイム・シワン)。彼には一生を共にすると誓った友リン(ホン・ジョンヒョン)がいます。

そんな二人が身分を隠して王宮の外でサン(少女時代ユナ)と出会います。

ウォンはサンに次第に惹かれていきますが、実はリンもサンに思いを寄せて・・・

ここに王位争いが絡んでいくのですが・・・

イム・シワンさんもホン・ジョンヒョンさんも好きな私はこのドラマを知った時、とっても嬉しかったのですが、三角関係はちょっと・・・

まして女性を巡って友情が崩れる話は好きではないわと思い、ちょっと見るのが怖いような重たい気分になった私ですが・・・

そんなことなかったです。ウォンとリンの友情はそんな軽いものではなくて、多少揺らいだり、切ない思いこそありますが、絆は本当に強かったですチョキ

浅はかでない3人の主人公達がいい、いつも互いを気遣っていてだから見ていて不快感なくて心地良い切なさでとても面白かったですニコニコ

イム・シワンさんもユナさんもホント、魅せてくれます。二人に比べたらホン・ジョンヒョンさんの演技が物足りない気がしないでもないですが、でもいつもウォンの後で見守っているリンならこれでよかったのかとも思います。

友と言っても臣下ですからね。感情を露わにできる立場でもなく、性格もまじめですから。

最後はウォンがリンとサンを送りだす形となりましたが、最後まで3人の絆が切れなくてそれが本当によかったし、嬉しかったです。

ウォンはすっごく切ないけど。

この3人だけでなくドラマ全体が様々な愛を描いてました。

陰の勢力の代表的存在のソン・イン(オ・ミンソク)は配下であるプヨンの死後、冷静さを失い壊れていきましたし、ウォンの両親である王と王妃は互いに思い合っているのにゆがんだ愛情になってしまい、腹立たしくもあり、哀れでもありました。