東宝「エリザベート」観劇！

今日、帝国劇場東宝「エリザベート」観てきました
キャストは下記写真です。
トート井上芳雄さん、エリザベート蘭乃はなさん、ルキーニ尾上松也さん、フランツ田代万里生さん、ルドルフ京本大我さん、ゾフィ剣幸さん


井上さんのトート凄く良かったです
彼が良かっただけに、蘭乃はなさんちょっと残念でした。
彼女、けっして下手ではないのですが、彼女にとって出しにくいキーがあるようで、いっぱいかましていて残念でした。でもかます以外は娘役のエリザベートは良いです
そしてそんな蘭乃さんと万里生君のフランツの「夜のボート」はかまさず聞かせてくれました。とてもよかったです。涙でてきます
この曲本当にいいです
「エリザベート」の曲はみんな素敵ですが、この「夜のボート」とトートとルドルフの「闇が広がる」好きです。今回も井上さんはもちろん、京本君もがんばっていて迫力あってよかったです。
そして今回私は初めてだったルキーニの尾上松也さん、歌舞伎役者さん特有の口調がちらほら、でも私この口調すきなんですよね。歌も思っていたより上手くてすごくよかったです。
ルキーニって結構ハードなんですよね、前は高嶋政宏さん一人で演じていたのはすごかったなあって改めて思いました。

東宝版と宝塚版はやはり違います。東宝版はエリザベートが主役ですが、宝塚は男役が主役なのでトートが主役です。
「私だけに」をうたっている時もトートは見守っているし、エリザベートに拒絶されたときのトートなどトートの悲しさ、苛立ちなど気持ちは宝塚版の方が描かれているように思いました。
井上さんが良いだけにその部分がないのが物足りない気がしました。
トート主役がいいです。なんて　そして井上さんと花總まりさんバージョンが無性に見たくなりました。二人ならさらにすごい「エリザベート」になっているのでは　でもチケット売れ切れですから・・・。
とにかく２０１５年「エリザベート」よかったです　最後はスタンディングオベーションでした

下記映像は初日二日目のカーテンコールですが、今日観たメンバーとほとんど一緒です。ルドルフが違いますが・・・。