無条件ベーシックインカムの本質は、「たたかわない」
一般的に議論されているベーシックインカムと、お金をばら撒く、その表面に見える部分は同じなのですが、その必然性、理由が全然違います。
議論されているメリットの部分は、全て包摂しています。
社会保証の話は、当たり前なのですが、社会保証の話ではないのです。
すいません。
他のベーシックインカムが、間違っていると言いたいのではなく、もっと、大きな話はだと気づいて欲しいだけです。
誤りは必須であり、考えるための、よりよい方法があるのみで、正しい方法などないと思っています。
よい教師は、教えることによって自分自身の考え方を明確にし、強化していくといいます。伝えることで、私も学びます。
無条件ベーシックインカムは社会保証の次元を超えた、経済の話、経済施策、金融革命の話です。
今までお話ししたように
経済格差を、与える発想で、解決します。
社会問題の根底には、お金、ビジネスがあります。人々の、働く動機が、利潤動機から、役割、または、純粋動機になることで、社会問題が溶けるように消えていきます。
奇跡は、皆んなの協力に依存します。
さらに、無条件ベーシックは、税金の概念すらひっくり返します。
沖縄型ベーシックインカム？
沖縄には、ベーシックインカムを育む環境がありました。たくさんの同志が勉強会のための場所を提供してくれたり、私の体調が悪いので、いつも、車で送り迎えしてくれたり、毎日のように、電話で考えを聞いてくれる人もいました。
沖縄には、無条件ベーシックインカムの DNA がありました。沖縄に、「ゆいまーる」(ゐーまーる)という言葉があります。簡単に言うと、相互扶助の意味です。
無条件ベーシックインカムって、まず、助け合いです。ここは、分かりやすいです。
そして、許し合いです。
今まで、生きるために、かたくなになっていた部分、ずるしていた、無理していた、争っていた、嘘ついていた、仕方なかった部分を、許し合って、「ごめんなさい」、「許してください」、「ありがとう」って感じです。
また、沖縄には、「レキオス」と言う言葉があって、ポルトガル語て、琉球人のことです。
ポルトガル・スペイン大航海時代、武器を持たず、友好的で、平和を愛する人たちと、トメ・ピレスが、「東方諸国記」(1512〜1515)で、紹介しました。
「東方諸国記」は、マルコ・ポーロの「東方見聞録」に次ぐ、ヨーロッパ人による、海のシルクロード地誌として知られています。トメ・ピレスも、切手になるほどの有名人です。
彼によって、小さな島(琉球)が、世界中に知らされたのです。なぜなら、この島には武器がないからです。
武器がない島、レキオス
たたかわない民族レキオは、ヨーロッパ人には衝撃だった( BuZZった )に違いありません。
ビギンの歌に、「床の間に三線」と言う歌詞があります。床の間に刀ではなく三線。古代の琉球には、「たたかわない哲学」が、宿っていたのです。
さらに、世界中で愛される、沖縄空手も演武であり、たたかわない武術とも言えます。
沖縄の歴史にも、戦争はありましたが、小さな島だけに、できるだけ争わないように、たたかうよりも、楽しむことを，大切にしたのだと思います。
今でも、お盆やお祭りで、エイサー太鼓がありますが、音楽を通して競い合うなど平和的な伝統芸能が受け継がれています。
無条件ベーシックインカムは、「たたかわない経済施策」
怒りと言うものは、人が何かをする時の、最も強い動機のひとつになります。大きな困難、社会をひっきり返そうとするよつな革命、その力になることもあります。
だから、怒りを否定するつもりはありません。
しかし、強すぎる感情ゆえに、周りが見えなくなる危険性をはらんでいます。
社会の問題を解決する手段として、政治が、あります。
ただ、現実問題、政治の世界も、たたかってばかりです。
酷い言い方をすると、頭が悪くなります。脳は、そのように機能します。
世界中でも、ずっと、戦争がなくなりません。
国と国の争いも、復讐心に振り回されていまさひ。そんな精神状態で、対話は難しいでしょう。解決策がひらめくことも、気づくこともできないと思います。
ライトワーカーの皆さまへ
この世界、宇宙には、意味があるはずなので、世界に、宇宙に、喜びを与える力は、あなたの内部にあるに違いはありません。
そして、与えることが、受け取ることよりも簡単なので、無条件ベーシックインカムを、受け取ることを学ぶことは、私たちの多くにとって、この地球に存在するための真の目標になるでしょう。
無条件ベーシックインカムは、「たたかわない経済施策」です。
さらに、ベーシックインカムは為替プロトコルになりますか、世界統一通貨を、実質的に可能にし、国家間の経済格差をなくし、戦争の可能性すらなくします。
皆んなで、無条件ベーシックインカムを実現させましょう！