何もできない時だからこそできることもある













錆付けです。

漆で言う錆は金属の酸化物とは別物です。

私が聞いた話では錆の塗り上がりが鉄の黒錆のように美しいところから錆と呼ぶのだとか。






使うのは砥の粉、水、生漆、ヘラです。





砥の粉を水で練ります。
これまで扱ってきた粉の中で最も粒子が細かいです。

渾身の力でしっかりと。




生漆を混ぜたら出来上がり。

これを付けていきますが、厚くならないように注意します。


錆は下地の中でも割りと脆い方です。
これを厚く付けると器が脆くなります。

まあ研ぐからいいんですけど。






研いだ様子。

きめ細かく、美しいです。

が、まん中らへんにピンホールがありますね。

ほっておくと後で後悔するので、今のうちに埋めておきます。

錆研ぎ、追い錆、擦り漆を繰返し、下地の完成です。


やっと出来た。
下地だけで一ヶ月近くかかってます。


文章にするとあっという間だけどね。


good night and have a nice dream!