子育ての理想と現実 「共感の声かけってなんですか?」 | うっかり女子でもちゃっかり生きる♪ADHD不注意優勢型・雨野千晴☆いつもココロはあめのちはれ☆

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頭の中が多動なADHD不注意優勢型・37歳で診断された超うっかり者の私でも、毎日楽しく生きられます♪失敗しても大丈夫♥自閉っ子&ADDタイプ兄弟子育て中シンママです。うっかり女子でもちゃっかり生きる私の日常を綴ってます(^O^)/

ご訪問ありがとうございます!
はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/

☆☆☆


先日の記事に、このようなコメントをいただきました。以下抜粋です。


ひとつお聞きしたいのですが、共感の声掛けとは何でしょうかm(._.)m
転んじゃった時に「大丈夫!」でなく、「痛かったね」と慰める、その他楽しい時に「楽しいね」
こんな感じの声掛けのことでしょうか。
まだまだ精神的に幼い娘に成長をうながすようなことが ちゃんと出来ているかなと考える日々です。
よろしくお願いしますm(._.)m


私が全然勉強する気もなく教育大学に通っていたことは(^▽^;)、以前書いたのですが

それでもさすがに4年も通っていれば、何かといろいろなことが耳には入っていたようで


この方がおっしゃるように、例えば子どもが転んだ時に

「大丈夫大丈夫!」

とか

「痛くない!○○ちゃんは強いんだから!泣かない!!」

などと言うと

子どもは

「痛いっていっちゃいけないんだ」

って思ったり、言えずに我慢するようになりますよね。

「痛い」「悲しい」「つらい」「怖い」

そのような感情を、なかったとこにするのではなくて

そう感じている心に寄り添って、その感情を大切に扱うことが

心の成長に大切なのだ、というような話をどこかで聞いて。



それで、私は自分に子どもが生まれたら、そんなふうに育てていきたいな、と思っていました。



さて、ABAって、行動に特化したものだから

心の中はみないんだそうです。


転んで大泣きになって、(けがはしていないとして)癇癪をおこして歩かない!!といっている子に対して

それを問題行動ととらえた場合、どう対応するかというと

問題行動の消去=癇癪に対応しない

ということになると思うんですね。
(違ってたらすみません。ちゃんと勉強したわけじゃない、療育オタクの一保護者の話として読んでくださいね。)


なんですけど。

もしかしたら、例えばうちの場合は下に弟が生まれて、甘えたかったのかもしれないし

すごく疲れていて、もう歩けない、と思っていたのかもしれないし

そこにはいろんな思いがあるかもしれないわけですよね。


それを毎回、「問題行動=消去!!」でいいのかっていう話だと思うんですけど。


そして、これも一概に言えないのは

そのお子さんの障害特性によっては、毎回同じ対応をしてもらうことで落ち着く、という場合もあるかもしれないのですが。


それでも、転んだ後にも自分で歩かせるとしても、その前に「痛かったね。」って声をかけてあげることって、大切なんじゃないかなって思うんです。

先日、札幌でご一緒させていただいたshizuさん。

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)/講談社

¥1,512
Amazon.co.jp

著書の中で、共感の声かけについて、書かれています。

この本は、ABAについて書かれた本ですが

やはり共感の声かけをすること、子どもの心にも寄り添うことの大切さを感じられて

この項目を敢えて入れられたということでした。


そして、声かけをしたからと言って、子どもの癇癪をそのままにしておくのではなく

声をかけて、心に寄り添いながらも、行動は促す(プロンプトをしたり、スモールステップでできる範囲のことを一緒に取り組むなど)

ということも、子どもの成長を促す上で、必要なのかなと思います。


な~んていろいろ書きましたが。そういった知識は前提としてもちながらも、やはり目の前にいる自分の子どもと状況をよく見て判断するというのが大事かな、とも思っています。


と言うのも、ハル、2、3歳のころは

転んで泣いてるときに、「痛かったね~。」なんて言おうものなら。

大パニックになりギャン泣き、収集のつかない状態にWWW
 

「痛い」「悲しい」といった、ネガティブな感情のワードにものすごく敏感だったハル。

その言葉だけをダイレクトに受け取っているのか、全くもって声かけが逆効果でした。


それで、その時期は、どうしていたかというと。

声をかけずにそっと見守る。

それのみ。(;´▽`A``そうした方が、落ち着くのが早かったんですね。

なんかね~。思い描いていた、理想の子育てとはだいぶ違ってましたよ(笑)


まぁそんなこんなで、「心に寄り添う」という意識を持ちつつ、その寄り添い方はお子さんによって合わせてあげることも大事なのかなって思いました。

ちなみに、言語理解が進んだからか、現在のハルには

私の思い描いていた「痛かったね!」の声がけが有効になってきて

ちょっとうれしく思っております(^-^)/


shizuさんのブログに、共感の声かけについての素敵な記事がありますので、ぜひこちらもお読みください(*^ー^)ノ
「子どもの言いなり、子どもに大人が合わせているようでイヤです。の解決策は?」


「将棋会館へ行ってきました。なぜ?って? 」


もうね、このお父様とのエピソードなんか、泣けますよ…。共感の声かけ、子どもだけじゃなくて大人にとっても、力になるんですね♪


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