ご訪問ありがとうございます!
はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
☆☆☆
先日、自閉症児親の会の、市との意見交換会がありました。
市の担当者(教育委員会や、福祉課、保育課など)と、先だって親の会が市に提出し、回答いただいていた要望書についての意見交換会です。
ここで、親の会から、就学時に使用するためのチェックシートを提案させていただきました。
親の会で会員のみなさんにご意見をうかがいながら、私が作らせていただいたものです。
もう、3か月以上も前のこと。
ある方のブログで、
小学校に上がった自閉のお子さんが、学校になじむのに時間がかかる
療育園や幼稚園、保育園からの引継ぎがうまくいっていない
そのために、親の会からチェック式のサポートシートを提案させていただいた
というような記事を読みました。
私、それがすごくいいなって思って。
私の自治体で就学時相談で保護者に渡される、就学支援シートも
記述式で、項目もおおっざっぱで、これじゃ何を書いたらいいかわからない人もいるよな~って思ってたんです。
そして、読む方も(学校側も)
いただいたときは読むだろうけど、それで終わっちゃうこともあるんじゃないかなって。
もっと、子ども達の実生活にすぐ活用できるもの
先生側からも、子ども達の入学にあたって必要な情報が、目で見てぱっとわかるもの
そんなチェック式のシートがあればいいのになって思いました。
それで、自分でも作ってみることにしたんです。
そのブロガーの方に詳細を教えていただき、いろいろな自治体のサポートブックや就学時支援シートを調べて
自分なりに、これ!と思えるものを作りました。
教育委員会で働く知人に前もって聞いたところ、外部の団体が作成したものを委員会で採用するっていうのは、いろいろ難しい面があるとのことなので
それが採用されるかはわからないのですが。
自分としては、やれることはやったかな、と思っています。
それでね。
なんで、この話を書きたいかというと。
すごいですね!とか、がんばりましたね!(^O^)/とか言われたいわけじゃなくてね。
自分はとっても残念な人間だった、という話なんです(;´▽`A``
どういうことかって
私、親の会に入ったのは、先輩ママさんたちのおおらかなお人柄に惹かれ
自閉症育児のすてきな先輩ママさんのお話を、もっと伺いたいと思ったことがきっかけなんですね。
それなのに。
いつのまにか、
「教員の経験もあって、自閉症児の親って、私しかいない!みんなのために、私ができることをやらなくちゃ!!」
とか思っちゃってたんですよ。
それでね、他の方の就学時支援シートの記事を読んで
これだ!!って思ったんですね。
思ったんですけど。
ものすご~く、作成に取り掛かるのに、気が重かったんです。
それで、なんでだろうな~と思いながらも、期日が迫ってきたので
自分に喝を入れて、作りだしたんですね。
いったん作り出すと止まらないADDな私。
3日ぐらい、ほとんど徹夜で(毎回そんなだった、学生時代の試験勉強を思い出しました(^▽^;))
いろんな資料を読み漁って、
自分なりには満足のいく質のものを作ることができました。
(作成時、またもやなないおさんのブログがすごく参考になりました。なないおさんのブログ、ほんとすごいです!!)
そして、そんなとき。
これまた、ある自閉症育児の先輩ママさんのブログを読みました。
その方が書かれていたのは、
「よく、社会福祉活動に熱心になられる親御さんがいるけれど、自分はそうなりたいとは思わない。
私は、自分の子どもを育てることが大切だし、それ以上の余裕はない。」
というようなことでした。
それを読んで、そのときはよくわからなかったのですが
なんだか自分の心に引っかかるものがあったんですね。
そうこうしているうちに
自分の心と向き合う機会があって
母といろいろ話したり
自分の心のことについて考えたり、いろいろな本を読んでいくうちに
気付いちゃったんです。
あ~、自分が
「教員の経験もあって、自閉症児の親って、私しかいない!みんなのために、私ができることをやらなきゃ!!」
って思ってたのって。
違った。
いえ、そう思った気持ちに、ぜんぜん嘘はないんですけどね。
「みんなのために、頑張る自分」でいたかったんじゃないかなって。
「みんなのために、頑張る自分」になって、人からほめられたかったんじゃないかなって。
全然そんな風に意識してたわけじゃないんですけど。
だって、本当にやりたいことだったら、あんな気が重くなったりしないよなぁって思いました。
うん、
そういう自分になりたかっただけ、そんな自分にあこがれていただけ。
そうあれば自分が評価されるんじゃないかって、思っていただけだった。
そんな残念な自分に気が付きました。
あ~、自分って、そんなんじゃないよな。そんな偉くなかったよ…。
実は、親の会の定例会は、月に一回、いつも決まった曜日にあって
しかもその曜日は、ハルのあさがお園(親子通園の療育園)の日と被っていて
知ってて入会したんですけど
出られるときだけでいいよって言っていただいていたんですけど
自分は変な使命感に燃えて、「入会したからには、毎回出席して、復職までに自分ができることを全力でやらなきゃ!!\(`∧´)/」と思ってたんです。
なので、療育園の通園を旦那に頼んだり(これはこれで、いい部分もあったと思うのですが)
ときには、療育園をお休みして、義母に遊びに来てもらったり(こっちも、それはそれでよかったこともあると思うのですが)
していました。
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ……。
それってさぁ。本当の本当に、今、自分がやりたいこと??やらなきゃいけないこと???
(もちろん、誰もやってなんて言ってない…自分が勝手にやってるだけ。(;´▽`A``)
????
そして、これからは楽しいこと、自分がしたいと思うことだけをやろう!と思ったとき
やっぱり、これは違うなぁって思いました。
もちろんそれは、社会福祉活動に積極的に参加されているママさん達が「違う」と言ってるんじゃなくて。
そういう方達は、ご自分が「やりたい!」と思ってされているのだということ。
本当に素晴らしいことだと思います。
そして、自分はそうありたかったけど
そうではなかった、「違った」と思ったということなんです。
それで。
このチェックシートの作成までは全力でやらせていただいて、
そのあとからは、ハルの療育通園を優先していこうと思いました。
市との意見交換会、本当はがっつり出席するつもりでいました。
なんだったら、ハルの療育はお休みさせていただこうと思っていました。
でもね、その日、療育園は、芋ほり遠足だったんですよ。
市の意見交換会で、バリバリ活動する自分と
(実は、親の会に参加させていただく中で、人前で話す恐怖症がだんだんとなおっちゃったんです。これについても、書けたらこんど書きます)
ハルと芋ほりに行く自分と
どっちの自分が好きか。
どっちの自分が、今自分にとって必要か。
そう考えたとき
意見交換会に参加するのは、他の方でもできるけど
ハルと芋ほりに行けるのは、自分しかいない。
自分は、ハルと芋ほりに行きたいって思いました。
そこには、何の社会的価値もないかもしれないけど。
芋ほりに行ったからって、誰からも「すごいね!!」て、ほめられないけど。(当たり前だ(笑))
でも、自分がしたいのは、そっちだなって思いました。
それで、会長さんに事情をお話しして
意見交換会には、参加できる時間ぎりぎりまで出席させていただいて
途中で退出させていただきました。
そして、芋ほりに行ってきました。
結果。
ハル、芋ほりなんて手が汚れてやらないだろうな~って思ってたけど、
すっごく喜んでたんです。
(手が汚れるのはやっぱりイヤだったみたいだけど(^▽^;))
それで、芋ほりお休みしなくてよかったな、来てよかったなって、心底思いました。
ハルのお母さんは、自分にしかできないことなんだよって。
誰からもほめられなくたって、自分がハル&ヒロのお母さんである毎日を、楽しく、丁寧に過ごして行こうって思いました。
今は、
自分が楽しいと思うことを追求していって
ハル&ヒロが成長していって
二人が自分で歩けるようになったころに
「自分が世の中のためにできることをする」ってことが
自分のやりたい、楽しいことになっていればいいなって思っています。
おまけ☆本日のヒロの寝言
「ヤダ!」
「いやっ!!」
「い・や・だ~っっっ!!!」
「やなの…」
いろんなバリエーションがあるんだね。(笑)
☆☆☆
たくさんの方に読んでいただければ…と思い、ブログランキングに参加しております。
下のバナーを押していただくと、自閉症児育児のママさんやパパさんのブログランキングを見ることができます。
加えて、このブログにランキングポイントが入るようになっております。
ポチッと押していただけると、はげみになります!よろしくお願い致します(^-^)/
マイバナー、作ってみました♪
にほんブログ村
こちらのランキングにも参加してます♪
育児 ブログランキングへ