朝になったら武志くんも目を覚ますだろうとこの時はまだ思っていた。
結局状態は何も変わらず時間だけが過ぎていった。
9月10日…5時20分頃。
朝早いけど私がもう限界…。
お義母さんに電話をかける。
なんて説明したらいいんだろう…。
なんて言われるんだろう…って怖い気持ちもあった。
電話をすると早朝にも関わらず機嫌よく出てくれた。
『おはよう、ゆうこちゃん。産まれたー!?』
こんな朝早くに連絡あったら誰もがそう思うよね。
まさか、息子が倒れたなんて思わないよね…。
とても言いにくかった。
でも話をした。
すると最初は理解できず、えっ?という感じだったけど、『よく頑張った。すぐ行くから大丈夫。あとちょっと頑張り!』って言ってくれた。
数分後、義姉から電話がきた。
『ゆうこちゃんごめんね。ちょっと状況がわからなくて…』と。
電話の向こうで大号泣しているお義母さんの声が聞こえる。
パニック?になり家族に説明できない状態だったみたい…。
再度説明して電話をきる。
始発の新幹線できてくれる。
1分でも早く来てほしかった。
それからもただひたすら待つだけ。
9時に担当医が来るから診察を受けることになっていた。