近代ドイツ小説のテキストに載っていたので読んで見ました。

 

 

宴から幼い王子がグリフィンによって連れ去られ、その後自力で国に戻り、大きくなって娘が生まれ、その美しい娘たちと両親である王や王女、婚約者の娘を巡る奪還劇がずっと繰り返される.......と言う感じでした。

 

200頁位まではちゃんと読んでいましたが、余りにも同じような内容の繰り返しなので最後は毎章の初めの粗筋を読んで本を終えました。まぁ、作者不詳のこの手のお話はそんな感じが多いのでしょうね。バイキングの元となる人たちの争奪戦っぽい感じがしました。

 

『王女クードルーン』

古賀允洋訳、講談社

1996年