レポートに関係ない小説は少し我慢していて.....図書館の読みたい本リストからこれ系の本を選んで読んでいます。なぜこの本をリストに入れたか、何を見て入れようと思ったかも覚えていません💦

 

 

本当だったら編入した時に読んだ方が良かったのかもしれないと思いました。入学時は一応一冊だけレポートの書き方みたいな本は購入したのですが、実はちゃんと読んでいなかったのですよね💦必要なところだけ拾い読みしかしていません。例題も文学を学ぶ学生用ではなく良く判らなかったと言う事もあります。

 

今は流石に4年目になったので逆にこの手の本の内容がすっと頭に入ってきます。なのでおそらく1年目ではなく今で良かったのかなとも思ったりして......。

 

この本は明らかに新入生向けでノートの取り方なども載っています。しかし、参考になる点は結構あってプレゼンの資料の作り方、先行研究の選び方などについても触れられていました。放送ライティングの先生が講義中にアドバイスされていた事もかかれており、こうやって何度か大切な事をもう一度思い出す機会があるのは卒業論文に向けて(と言ってもまだテーマ決まらずですが)の準備になると思いました。

 

この本の巻末に附録として「書式の手引き」がありました。かなり判りやすく整理されています。扱われている内容も文学を学ぶ学生には参考になると思いました。

 

この手の本を何冊か読んで感じたのは、あまり思い入れが強すぎる作家や作品は素人(?)の卒業論文には適していないと言う事です。論文は客観的に論じなければならないので私情が入りすぎると冷静な分析は出来ないと思いました。思いが強くても良い卒業論文が書ける人はきっとスキルが高いのでしょうね。

 

『アカデミック・スキルズ ー 大学生のための知的技法入門』

佐藤望編著、慶應義塾大学出版会、2006年