私は毎週日曜日に新聞で紹介されている本のコラムを参考にして本を読んでいるのですが、夫は新しい物好き?で新聞の下段に載っている本の宣伝兼紹介?を見て本を選んでいます。少し前に「これ読んだら?」と私に勧めて来たのがこの本でした。

 

 

私は全く気に留めていなかったのですが........なんと夫は図書館に予約を入れていました💦自分で読むために借りたようですが、折角なので私も読んでみたところ.........イヤハヤ私が知りたかった事がたくさん書かれていて......ビックリしました。

 

卒業論文を書くためにと言うか、何を卒業論文に書いて良いかもわからない私でしたが、どうしたら書きたい内容が探せるのかとか.....ヒントが盛りだくさんでした。また、一般的なレポートや論文の書き方の本より分かりやすいし読みやすいのです。

 

ダメな論文(レポート)の例と練習問題(どう訂正したらよいか)と答えも載っていて、一般的な理論ではなく所謂問題集のような感覚の本でした。参考文献や注の書き方も非常にわかりやすかったので、この本は購入しようと思います。

 

この本を読んで、通信教育のレポートで厳しいコメントを下さった先生(でもその先生のお陰でレポートは随分良くなりました)や放送授業の先生が言われていた事の意味も良く判りました。

 

普通のレポートならばそこまでは必要ないのですが、卒論を書く事を前提とするならばと先生方が言われていた事はとても重要な事で.....それは人に教えてもらう事ではなく自分で修得するものなのだと言うヒントも書かれていました。

 

私のように卒論に何を書いたら良いか判らない.......と困っている人におススメの1冊です!

 

『最新版 論文の教室 レポートから卒論まで』

戸田山和久著、NHK出版、2022年