明日が通信制大学の試験にあたるレポートの提出締め切りなので、1週間家事以外の時間はずっと勉強していました。残念なことに、おそらく現役大学生の息子より勉強していたと思います。

 

今回は前回の教科のようにフルに書籍を4冊+参考文献を読まなければなかったものはなく全体的に楽ではあったものの、やはりがっつり「文学」は教科書だけでレポートを書くには不十分でした。終わらない可能性もありこの教科は一番最後に回しました。

 

金曜日の夜に「文学」以外のレポートが終わったので、昨日は雨の中中央図書館に行きました。最寄りの図書館ではおいていない本ですが、取り寄せてもらうには時間がなく直接行くしか仕方ありませんでした。

 

3冊借りた内の1冊は、不幸中の幸いにも以前読んだことがある本でした。内容が興味深かったので大体覚えており参照できる箇所を探すのに時間はかかりませんでした。

 

今回参考文献として読んだのが↓です。

 

トーマス・マンの亡命日記を基に論じられた本です。トーマス・マンの著作は読んだことがありませんが、映画『ヴェニスに死す』は見ており、老人の少年愛を描く作家.......のような印象しかなかったのでその意外性に驚きました。

 

1冊まるまるは読んでいませんが、トーマス・マンの文芸論『芸術家と社会』が収められた本も借りてきて、彼の芸術家としての思想には心打たれました。教科書に全文読むことをお勧めしたいとありましたが、読んでよかったと思います。

 

Amazonで検索しましたが該当しないので写真を撮りました。

 

世界文学大系96・文学論集

小林正、平井正穂、佐藤晃一、西川正身、木村彰一編

筑摩書房

昭和40年11月5日発行

 

市の図書館にあったものは個人から寄贈されたもののようです。横浜市と比較すると蔵書数はかなり少ないですが手にすることが出来てよかったです。