連休前に洗濯機の乾燥機が壊れた記事を書きましたが,そのとき派生した問題について触れておきたいと思います。

 

それは,浴室乾燥やベランダ干しを余儀なくされたバスタオルの臭いです。

 

そう,あのえも言われぬ雑巾のような臭気。

 

洗濯直後ないし乾いて畳んだときは臭わないのです。

 

しかし,なぜかその「無臭」のはずのタオルで,ひとたび身体を拭くと・・・・・・

 

そのバスタオルが瞬時に雑巾と化すのであります。

 

 

雑巾にもいろいろありますが,この場合,「金曜日にこぼした牛乳を拭いたあと,ろくに濯がず,しぼらないまま干して月曜日を迎えた雑巾」という感じです。

 

ちょっと自分の加齢臭を疑いましたが,ネットで調べてみるとどうやらモラクセラ菌というのが原因らしい。乾いていると臭わないが,水分に接すると臭うのだそう。いかにも臭いそうな名前であります。

 

しかし,この菌のやっかいなところは通常の洗剤では退治できないということ。

確かに,改めて店頭に並んでいる各社の洗剤をみると「除菌」「抗菌」とは書いてあるが,「殺菌」とは書いていないのです。

 

なるほど。菌を取り除こうとしたり,菌と戦おうという意志はあるけれど,殺傷能力はありませんよ,というわけか。言葉をうまく選んでますね。

 

 

それで退治方法をしらべてみると,大きく二つ。

 

①逆性石鹸を使う。

②煮沸する。

 

ということらしい。

 

①は,近所のドラッグストアで「オスバンS」というのが売られていた。(洗剤コーナーではなく,オキシドールなど消毒液のコーナー)

 

ただこれは,通常の洗剤と一緒に使うことができないらしく(効果が相殺するんだとか),いったん普通に洗った後に,希釈した逆性石鹸につける必要があり手間がかかりそう。

 

それで,②の方法を試してみました。

 

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問題のタオルです。

 

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「鍋でタオルを煮る」と言われる方もいますが,ちょっとそれは抵抗があるので,沸騰したお湯をバケツにそそぐことにします。

 

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熱湯に漬けたところ。待つこと5分。(このバケツ耐熱じゃなかったけど大丈夫かな・・・)

 

 

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これまたトングや菜箸で洗濯機に入れるといわれる方もいますが,やっぱり抵抗があるので熱湯だけ捨ててバケツからダイレクトに洗濯機に入れることにします。

 

 

 

・・・・・と思ったら・・・

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ビチャ!っと洗面所にあつあつのタオルが落ちてしまいました。

 

昔,焼きそばUFOの湯切りに失敗した経験を思い出してしまいました。。。

 

 

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あつあつで手で持てないので,水で冷まします。最初からこうすればよかった。

 

 

その後普通に洗濯をし乾かして,入浴後にいよいよご対面!

 

 

その結果は・・・

 

 

むっ無臭だ~!!

 

 

ただ熱湯に漬けてタオルが傷んだのか,ややごわごわします。でもいいんです。そんなことは。

 

これでモラクセラ菌とはおさらばです。

タオルは定期的に熱湯殺菌がいいかもしれませんね。

 

いつか逆性石鹸でも効果を試してみようと思います。

 

そもそも逆性石鹸と通常の洗剤の効果を兼ね備えた洗剤が早く世に出ることを願います。(きっと開発してるんでしょうけどね。今頃。)