岸見一郎・古賀史健「嫌われる勇気」
初版は2013年で、かつて書店で立ち読みもしたけれど、これまでそのストレートなタイトルと対話形式の表現に
あー、どうせ「自分らしく生きろ系」の自己啓発本ね…この手の本はごまんと読んだし、そんな天才か世捨て人みたいなことできたら苦労はないよ![]()
だいたい対話形式なんて、エンタメ本みたいでなんか軽いなあ![]()
と独断と偏見で読んでいませんでした。
このたび、正月のつれづれに読むか…という軽い気持ちで読んでみました。
正直、もっと早く読めばよかったな、いや、大病を経験して自分の生き方を見直さなきゃ、という今の気持ちがないとこの真価が分からなかったろうな、というのが感想です。
アドラー、なかなか深い。
「アドラー心理学をほんとうに理解して、生き方まで変わるようになるには、『それまで生きてきた年数の半分』が必要になるとさえ、いわれています」(pp243-244)
えー、今年50歳ですから、25年もかかるのかぁ、後期高齢者だよ…![]()
と一瞬思うけど、たぶん25年後をイメージして理想の生き方を目指すんじゃなくて、日々「いま、ここ」に目を向けて「自己受容」「他者信頼」を意識して行動した結果、25年後に振り返ると「変わったなあ」と思うのでしょうね。
一昨年、リボーンで受けたカウンセリングとも結びついた気がしました。
なるほど、10年以上前に出版されて、なお今も書店に並んでいるわけです。(2025年時点で71刷のようです。)
