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- 八百屋お七(15歳)から始まって、55歳までが第一巻
始めは冗談半分で読み始めたが、
なまじな小説よりも
事実は奇なりと申しますか、
人の死に様(特に若くして死んだ人)
しかも芸術家、小説家、政治家、犯罪者などの
歴史上の有名な人々の「死」とは、どんなものか?
第一巻では、やはり、「結核」が猛威をふるっているように思われる。
有名になった事、大作家になった事、大学者になった事で、
様々に狂わされる人生。
芸術の為の壮絶な生き方、死に方。
誰にも評価されない
孤独な死。
その後、いくら有名になっても
その人にとって
なんだったのか??
子どもの頃「伝記」で読まされた
野口英世の本当の話や
【雨ニモマケズ・・・】の宮沢賢治の詩の本当の意味など
知っている人は当たり前かもしれないが
いろいろ考えさせられて、
結局読み終えてしまった。
いよいよ、第二巻(55歳から72歳)は、
自分にとっても今後の人生をどのように生き、
いや、
どのように「死」を迎えようとして行くのか
いろいろ
考えてしまう。