今月から手話サークルに入った。


伴走をやるようになって、そこに参加しているのが視覚障害の人だけではないことを知った。

聴覚に障害のある人も参加している。

でも、その人たちは一人でも走れる。


しかし、視覚障害と聴覚障害のダブルの障害を持っている人たちは、伴走者が必要だ。

自分も伴走をしたいと思ったが、その人たちとのコミュニケーションが取れない。

伴走をするには、ただ一緒に走ればいいというわけではなく、走っているときのガイドもあれば、走る前や走った後の最寄り駅までのガイドをはじめ、いろいろなコミュニケーションが必要となる。


さてさて、そこでどうするかだ。


視覚と聴覚の両方に障害がある盲ろうの方とのコミュニケーションをとるにはいくつかのやり方があるが、触手話でやっているケースが多いようだ。


触手話とは、一人が手話をやり、それを受ける人は相手の手話を自分の手で触りながら読み取るというもの。



ということで、手話の勉強を始めることにした。

先ずは、手話の本を買った。

そして、NHKのみんなの手話を毎週録画。




1ヶ月ほど前、盲ろうの人と伴走練習をした。

でも、やはり会話はできない・・・

全盲ではなく、弱視の人だったので、何とか紙に書いたりして会話はできたものの、これではダメだと実感。


その時に盲ろうの彼から、先ずは「指文字」を覚えてと言われた。

それについては、1週間でほぼマスター。

まだ、早くはできないけど・・・

多分、それで少しは今までよりはコミュニケーションがとれる。


でも、やはりそれだけではダメ。

もっとうまくなりたい。

ということで、今月になって、会社帰りに行ける手話サークルを見つけて、体験入会。


なんと、そこにはマラソン好きのろう者がいたり、バンバン会員も入会しているなど、ここに入れといわれているような感じ。


ま、高い金を出して手話講座を受けるのではないので、どこまでできるようになるかはわからないけど、早く手話で会話ができるように頑張ろう。