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みなさん、こんにちは。
今日の朝は本当に寒いですね。
それで思い出した言葉があるので紹介します。
『寒いことが、人の気持ちを緩めるんだ』
『離れていることが、人と人とを近づけるんだ』
この言葉、ナチュラリストで写真家の星野道夫さんの言葉なんです。
星野さんは長年アラスカに住んで、本当の自然というものを体験し
それを本や写真で私たちに伝えてくれました。
星野さんの本を読んでいると、自然の大きさや豊かさが伝わってきて
自分がいかに小さな世界で生きているのかを考えさせられます。
生きるうえでの本当の幸せって、本来こういうことなのかもと思ったこともありました。
じっと一人で集中して読んでいると、本の中の情景に完全に吸い込まれてしまい、
自分がどこにいるんだか分からなくなってしまうことがあります。
私はよく会社の昼休みに、一人だけどこかへ飛んで行ってしまっていました。
偶然ふと立ち寄った古本屋で１００円ぐらいだったかと思いますが
それでこんな幸せな気持ちになれるなんて、本当にいい本に出会いました。
『寒いこと』、『離れていること』 が、日本では考えられないほど
アラスカでは途方もないことなんだと思い知らされます。
そう考えると、この言葉は本当に心に染みます。
みなさんも、今自分が過ごしている時間以外の大きな流れの時間を意識して、
この世界はここだけのものではないと思えるといいと思います。
コチラの記事でも星野道夫さんからインスパイアを受けている部分があります。
それでは、また。