一人暮らしをしていた母の異変に気付いたのは去年(2017年)のお正月。大晦日に実家に帰ると茹ですぎて切れ切れになったお蕎麦をお醤油に付けて食べようとしていました。それでも、以前のようには上手に作れなくなっていましたがお雑煮を作ったり、おせちを一人で注文したり、なんとか自立して一人で暮らしていかれる状態でした。

 

 その1年4ヶ月後、歩けなくなり、話しかけても返事が返ってこず、生活全てに介護が必要な最重度の状態になってしまっていました。

 

 2016年の12月ごろから一人で認知症外来にかかって認知症薬を飲み始め、薬を飲み始めて半年経った頃から猛スピードで悪化し出し、散歩に出かけて行方不明になったり、家族が手が付けられないほど激怒したり、真夜中に起きてご飯を食べたりといろいろな「事件」を経てどん底の状態になっていた今年(2018年)4月には、認知症薬の他に向精神薬、抗うつ薬、睡眠薬などたくさんの薬を処方されて飲んでいました。

 

去年の4月ぐらいまではそれでも普通に会話ができ、なんとか料理もして一人暮らしをしていたのに1年後に半分寝たきりのような、ほとんど反応がないような状態になってしまったことにどうしても納得できず(認知症薬は認知症の進行を遅らせる薬のはずがなんの役にもたってないじゃん。。。。!)通っていた病院をやめて脳専門の大病院の予約待ちをしていた時に偶然、リコード法というアルツハイマー病などの神経変性疾患の世界的権威であるブレデセン博士が開発した治療法に出会いました。

 

翻訳が出たばかりの著書、『アルツハイマー病真実と終焉』をすぐに買って読み進むと、これまで変だと思っていたことの謎が解けるような納得のいく内容で、もしかしてアルツハイマー病に対する治療はこれが正解なのでは!と感じました。

 

早速、何年も前から常に正常値より高めだった血糖値を改善するために、入所している施設にお願いして3時の甘いお菓子のおやつをやめ、白米を家から持参する玄米に変えてもらいました。また、飲んでいた薬を徐々になくしてもらい、漢方薬局の漢方相談に行って、瘀血に効く漢方薬を紹介してもらい飲み始めたところ、話しかけると返答が返って来るようになったり、短い文章を書いたりすることができるようになりました。