体温が、ぬくぬくと上がっていく。
ぬくぬく上がってぽっぽと頬が火照る。

日差しが部屋を温める。
一歩外に出れば、肌触りのいい心地よい風が体温の上がった体を、優しく包むのに。

ころん。
と、床に転がって天井を見上げる。
真っ白な天井に、小さな天窓。
そこから流れる雲と青空が見える。
夜には、キラキラと瞬く星空も見える。

うとうと。
少し眠ってしまったみたい。
桜色のブランケットが、いつの間にかかけられていた。

お手紙とミニブーケが、近くのテーブルにちょこんと置いてある。

とくん。
とくん。
お手数を手を伸ばしながら、ブランケットに顔を埋める。
なんて書いてあるんだろう。
今日はなんて書いてあるんだろう。

起こしてくれてよかったのに。
うぅん。
起こして欲しかった。
会いたい。

ドキドキと脈打つ心臓に膝を抱えながら、震える指先で封筒から便箋を取り出す。
ゆっくりと開いていくと、いつもの君の少しクセのある字が見え始める。