蝶々夫人のお話は何も知らなかったけど

わかりやすい内容で

前回のオペラ『ラ ボエーム』よりも

お話を理解できた気する!



"誇りを持って生きられない者は

 誇りと共に死ね"


物語の中でも印象に強く残る言葉。

蝶々さんの亡き父が遺した

短剣に刻まれていた言葉らしい。


蝶々さんが命を絶とうとしたときに

何も知らずに「ママ!」って

駆け寄っていく無邪気な子供の姿と、

どんな気持ちだっただろう、

そんな子供を抱きしめる蝶々さん。

観劇中、涙が溢れました。


一途にピンカートンを信じて待ち続け

やっと会えたと思えばの結末。

子供まで取るなんてあまりに残酷すぎる。


私はまだ結婚もしてないから

子供のためなら何だってできるという

親心は完全には分からないけど

現に親を見ていて感じることはある。


私にもいつか、そういう存在が

できるのだろうか。。



久しぶりに心に響くいい作品を観れました。