前回からの続き、今回の旅はバス旅行でした。
そう、悪名名高きタイの2階建てバスに乗ってまいりました。
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 このバス、総二階建てで1Fには前から運転台、運転手の寝床、客席、貨物室、エンジンルームがあり、2Fは客室の設計です。 
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 横から見るとこんな感じ。 中の写真は撮り忘れました。 で、重心が高く不安定で、デコレーションと客席を詰め込むために町工場で色々改造されるので人を満載すれば重量オーバーは当たり前、にも拘らずブレーキ性能が低い・・・などなどとにかく安全性が低く、ソンクランの休み期間だけでこの手のバスの事故で数百名が亡くなる代物です。 横転が多いようですが中には衝突した衝撃で2Fを支える支柱が折れて1Fがサンドイッチになり全滅なんていう痛ましい事故もあるようです。
 
 みんなわかっているのに沢山走ってる・・・日本ならメーカーがつるし上げを食いそうですが、実はそこは面白いカラクリがあります。 
 
 実はメーカーはドンガラの状態で、2Fだけに客席を設置しないとだめなくらい低い最高重量を明記して運行会社へ引き渡しているらしいです。 本体は輸入品の場合が多いこともあってこの方がお安いんでしょうね。 で、ほとんどの場合内装は小さな工場(こうば)で後から取り付けられるので、そこで仕様が重量オーバーになってもメーカーは責任を負わないしくみになっているらしいです。 
 
 実際外国人向けの高級観光バスは同じフレームで2Fのみ客席の仕様になってます。 日系だとJTBやKNTが自社専用バスを運行してます。 ウドンタニでJTBにバスを依頼すると他の都市から手配して持ってきてくれます。 
 
 ちなみにエンジンルームはこんな面白いことになっている。
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わかりますでしょうか? エンジンのシャフトから回転力を取り出せるようにシャフトが反対側にも出ていて、そこにプーリーがついてます。
 
 そこから左右にベルトが伸びてさらに別の機械へ接続。 私はあまり詳しいほうでは無いですが左は何かのダイナモに繋がっていて、右は何かのコンプレッサーに接続されてます。
 エンジン以外の部分の作りは同じメーカーでも車によって違うので、おそらく納車時はここに何もつけないで、町工場で改造する時に簡単にエンジンから出力を取り出して使えるようにプーリーだけをつけておくんでしょうね。 で、エンジンルームはかなり余裕のある設計なのでもはや完全に無法地帯! 
 私の乗っていた車は発電機→直流交流変換→家庭用エアコンに接続となっていて、1Fに家用のエアコンがついてました(笑) そんなわけでエンジンパワーをかなり食われるこの仕組み、登坂は1速走行で20kmも出ない状況で常に日程が遅れ遅れになる状況でした。
 
 予定4時半到着のはずが帰宅は7時過ぎ。 
 もうバス旅はコリゴリと言いたい所ですが、来年もあるのかなぁ・・・。