誰か僕の心を盗んでください
彼女にはもう必要がないようだから
僕はここには長く居られないから
目の前の扉に手をかけた

窓の外に見える
大きくそびえた木
きれいな葉ひらひら舞い落ちて
そっと風に乗せて
新たな街へ
駆け出してく

あたたかく僕の心をしっかりと
つつみこんでください
あなたとずっと一緒にいたいけど
僕は泣くのが嫌だから
毛布に身を隠した

僕にはもうどうする事もできないのかな?
考えてもしょうがないから
だったら先に進むしかない
何かを頼りに自分の足でしっかりと
光の差し込む窓から僕の手をそっとひいて
月の輝く夜に街に広がる無数の星たちを
眺めながら

ゆっくりと電車に揺られながら
ありきたりな当てのない旅へ
止まっている事がとても怖いから
そこから逃げ出すように
そっとその手を差し伸べて欲しい
一度きりでいいから
叶わないのがわかっているから
そんな願いを求めてしまう

僕にはもうどうする事もできないのかな?
考えてもしょうがないから
だったら先に進むしかない
何かを頼りに自分の足でしっかりと
光の差し込む窓から僕の手をそっとひいて
月の輝く夜に街に広がる無数の星たちを
眺めながら
雨が降った

ザーザー ザーザー

パラパラ パラパラ

ポタポタ ポタポタ

いろんな降り方で音を奏でる

普段は足元が濡れるから

嫌だけど

何も考えないときに

ぼーっと雨を眺めるのは

いいもんだ
無意味な事なんてないのさ

すべて何かに繋がっている

例え人に誇れるものじゃなくても

信じる事で光だって見えてくる


必ず夜は終わる

直視できない朝日かもしれないけど

誰にだって同じように

まっすぐな光が指すんだから


yeah!すべてを切り裂いていこう

yeah!靴を蹴飛ばしても進もう

yeah!やるしかない時は覚悟しよう

必要な物は己のプライドだから