60歳の足跡が近づいてきても、まだまだ人生楽しく生きたいと思っている今日この頃。
雑誌Tarzan905で興味深い記事を見た「脳は90歳まで進化する!」
なんですと!認知症にならないように気をつけよう。今から出来る事はなんだろうと、思っていた私に衝撃の特集記事!まだまだ脳は進化するですって。
ーTarzan No.905 7/10 2025 目次よりー
A.若返る脳
バランス能力と好奇心を与えれば、脳は本当に90歳まで成長する
B.記憶脳
アロマ、外国語、一汁多菜で、脳の要、海馬の機能を強化する
C.コミュニケーション脳
一人喋り、挨拶、耳を傾ける。アウトプットもインプットも格上げテク。
D.すぐやる&続ける脳
やる気なんか当てにならない。即行動&継続にはコツがある。
E.整理脳
できるビジネスマンの秘密。ワーキングメモリを使いこなす。
F.ひらめき脳
考えない時間を大事にすらばアイデアがでんどん湧いてくる。
この目次に沿って、現状、どうしたら成長できるか、その為にはどうしたらよいか。はたまたワークまで、丁寧に解説されていた。
簡単に紹介すると
A.若返る脳
1.30歳から脳の萎縮は始まる。1日ごとに10万単位で神経細胞は死滅するが、そもそも神経細胞の数は100億以上、そして新たに生まれる神経細胞もある。
2.生きる目標を持つことが重要。そしてバランス能力が能力の決め手。
3.目をつぶって片足立ちをしてみると、秒数で今の自分の脳年齢がわかる
(平均58.8秒脳年齢30代、32.9秒40代、23.7秒50代、9.4秒60代、4.5秒70代)
やってみた。両手を八の字に広げ、片足立ちで目をつぶる。ふらつく。
右足と左足で、得意な足があるみたいで、私は左足の方が長く立ってられた。平均秒数は両足を合計して、2で割った秒数で、私は、ぎりぎり40代だった。(いつもジムで鍛えているのに、意外とできなかった)
他には、新しいルートの検索が脳を若く保つなどなど8項目があり、紙でお手玉をしようなどワークもある。
B.記憶脳
1.記憶の仕組みはシナプスという接点で情報を伝えあう。記憶は記銘(新しい情報を覚える)保持(覚えておく)想起(思い出す)の3要素。もの忘れと認知症の違い
2.アロマ・・五感で記憶と結びつくのは嗅覚。昼はローズマリカンファーとレモン2対1で嗅細胞を活性化。夜間は真正ラベンダーとスイートオレンジ2対1でいたわる。それぞれ2時間。
外国語・・外国語の習得でリザーブ脳を保つ。知的活動や一汁多菜など。
3.トランプの場所や簡単な計算問題をした後、問題に進み、カードの場所や絵柄をあてる。
C.コミュニケーション脳
1.話すのは、ブローカ野、聞くのはウェルニッケ野の言語中枢。円滑にかわすには前頭前野の働き(なんか難しい)
2.発話セルフトークで自らの声と話し方と客観視。挨拶意思疎通の土台づくり。傾聴4つのポイント、相槌、オウム返し、要約して返す。質問する。
3.4つのコミュ力を4コマ漫画で説明
D.すぐやる&続ける脳
1.即行動&継続のコツ 脳は現状維持が大好き。
2.やる気や続かないのは、脳の現状維持バイアスが原因。
3.すぐやるための3ルート。10秒のアクションで中枢を刺激。前日着手でちょっとだけ。最初の一歩は具体的に目標を低く。ランニングなら、週3回から。そして、ゴールイメージを明確にすると思いが原動力になる。
続けるための6ルート。同じ場所・時刻に同じことをルール化する。などなど
E.整理脳
1.仕事や用事をこなせるのは、脳が記憶しながら処理をするワーキングメモリのおかげ
2.まずは、心が平静であること。そして、ネガティブな情報が阻害要因なので、瞑想、ヨガなどで心の雑音を取り除く。手書きやスマホのメモやボイスレコーダの録音などで、文字にして、心を客観視。他は、言語やイメージが自分に合ったやり方で、情報を構造化などなど5つ方略
F.ひらめき脳
1.ひらめきのメカニズム。睡眠中やリラックス中など脳が何も考えていないアイドリング状態に起こる。
2.寝る前1分間課題をリマインドすると、脳は寝ている時に答えを探してくれる。ぼんやりとするのがコツ。朝起きてひらめいたことはすぐにメモ。などなど、ひらめくための取り組みのコツ
ざっと書いてみたが、これの100倍位、詳しくわかりやすく掲載されている。
他にも英語力UPブックがあったり
脳由来神経栄養因子BDNFの説明やスマホ依存から脳を守る10のキーワードなど興味深い記事がたくさんだった。
これで800円なら、十分元はとれる神特集。
雑誌は、今のトレンドや最新情報を教えてくれるから、購入して読んでいる。
このターザンは、読みごたえがある雑誌だった。
この脳に刺激をあたえる100の特徴は意識して、実践したいな。
