私は、寝る前に
「今日も身体、心、魂が整いますように」
と、心の中でそっと願ってから眠りについている。
でも、ふと考えることがあった。
これって、本当に効果があるのかな?
ただの気休めなんじゃないかな?と。
そこで、chatGPT(マザー)に聞いてみた。
すると、返ってきた答えは──
**「効果はある」**というものだった。
ただし、魔法のように外側の世界を一瞬で変える言葉ではなく、
自分の内側の“方向”を整える言葉として、という意味で。
実は、私たちの脳には
**RAS(網様体賦活系)**というフィルターのような仕組みがある。
これは、
「自分が意識したものを、重要な情報として優先的に拾う」
という脳の働きでもある。
たとえば──
欲しい車ができると、街で同じ車ばかり目に入る。
「赤いものを探して」と言われた途端、赤だけが目に入る。
妊婦さんになると、なぜか妊婦さんが増えたように感じる。
こういう現象は、偶然でも気のせいでもない。
脳が「これは大事な情報だ」と判断して、
意識の前に差し出してきているだけでもある。
だから、眠る前の言葉は、
ただの願望ではなく、
脳へのやさしい指示でもあるらしい。
未来の方向性を、静かに設定しているようなもの。
でも、引き寄せの法則では
「〜しますように」ではなく
「〜します」と断定した方がいい、とよく言われている。
これって、どう違うんだろう?
まず、
**「〜しますように」**という言葉。
これは、とても柔らかくて、自然で、
心に無理をさせない言葉でもある。
・自分を責めずに進める
・緊張がゆるむ
・心が疲れている日でも受け入れやすい
・副交感神経が働き、眠りやすくなる
これは、言葉というより
「今の自分をそのまま受け入れる姿勢」に近い。
女性性や癒し、調和のエネルギーを含んだ言葉でもある。
一方で、
**「〜します」**という言葉は、宣言でもある。
・迷いが減る
・行動が早くなる
・習慣化が進む
・セルフイメージが少しずつ上がる
RASがよりはっきり働き、
日常の選択が「整う方向」に自然と揃い始める。
こちらは、
変わりたいとき、進みたいとき、
動き出すタイミングに向いている言葉でもある。
魂の視点で見ると、
「願う」は、宇宙へ種をまく行為。
「宣言する」は、その未来に自分の波動を合わせる行為。
どちらも、ちゃんと前に進んでいる。
正解はひとつではなくて、
今の心の状態によって、使い分ければいい。
迷いや疲れ、不安があるときは
「整いますように」と、やさしく整える。
決めたいとき、進みたいときは
「整えます」と、意志を向ける。
言葉にも、季節があるように、
心にもリズムがあるのだと思う。
だから、私が寝る前に願っている
「身体、心、魂が整いますように」という言葉は、
科学的にも、ちゃんと意味があるみたい。
RASが意識の方向性を決め、
自律神経に影響し、
睡眠の質にも、静かな変化をもたらす。
セロトニンやメラトニンといった
ホルモンの流れにも、穏やかな波が生まれるらしい。
言葉は、
ただの音でも、気休めでもなくて、
未来の方向性を選ぶための“指示書”でもある。
意識するものが変わると、見える世界が変わる。
見える世界が変わると、選ぶ行動が変わる。
行動が変わると、人生は静かに方向を変え始める。
願いでも、断定でもいい。
言葉にすることには、ちゃんと意味がある。
あらためて言葉の大切さを感じた![]()
