動物を飼っていて、愛していれば

一分一秒でも長く生きて欲しい

と、思うのは当たり前。


だけど、動物がその命の最期を迎える時

自分のエゴは一切、捨てるべきだと思っている。

自分が楽になるような選択

自己満足な選択はするべきじゃない。


いちばん大事なのは、その子の立場になる事

どうしたらいちばん幸せな旅立ちに

してあげられるか、ただそれだけを考えたい。


私は今まで、自分の愛する子達が

この病気で最期を迎えるでしょう

と、いう病気にかかった時

延命治療をした事がない。


強制給餌なんか、もってのほかだと思っている。

私は、食べなくなったら、食べたい物だけあげる。

だけど、黙って見捨てるような事は絶対にしない。


とうぜん、食べたくなるような工夫は

めちゃくちゃするし、出来る限りの努力をする。


元気な時は我慢させていたケーキだって

あげたりもする。

これは本当に嬉しそうに食べてくれる。


食べられない程、辛い状態なのに

無理やり食べ物を押し込むなんて

どんなに苦しい事か簡単に想像がつくから。


ほんの少し、長く生き延びるかもしれない

可能性にかけて、痛くて辛い手術を受けさせ

長い入院をして、寂しい思いをさせる。


そして、よく頑張ってるねー、えらいね

と褒めたりする。無理やり頑張らせてるだけなのに。


少し長く生きられたのかもしれないけど

最期の日々を、痛くて苦しい時間を

過ごす事になる可能性が高い。


最悪、そのままお家に帰れないで

ひとりで旅立つことになる。


そんな事を動物が望んでいるはずがない。


いつも通り、大好きお家で大好きな飼い主

他の一緒に暮らす動物のそばで

静かに過ごしたいと、思っている。


痛み止めや吐き気止めなど、ただ楽になる事

だけは、もちろんしっかりやってあげる。


あとは、その子の様子を側で見守り

その子の意思、運命をただ受け入れる。

とてつもなく辛い時間だけれども

私が辛さを受け止める事で

愛する子をいちばん楽に旅立たせてあげられる。


そうしてあげると、苦しみも最小限になり

最後は、私の腕の中で眠るように息を引き取る。


私はそんな経験を、何度もした。


いちばんいい選択が出来たと

心から思っているので、少しの後悔もない。

あの子達も、私の選択をきっと喜んでくれている。




自分のエゴで、動物を苦しめて旅立たせてしまえば

きっと一生後悔して懺悔し続けることになると思う。

結局、最後は自分が苦しむ事になってしまう。


自分のした事は必ず自分に返ってくる。


人それぞれ、いろんな考えがあるのは当然だけど

愛する子達のために最善の選択をしたい。