【後半に蛾の画像があります。苦手な方はご遠慮ください。幼虫時代は撮り忘れて、画像なしです。】
洗面所に3mmくらいのゴミが落ちていて、
でも、よく見るとかすかに動いていました。
危うく流してしまうところでしたが、
気づいてよかった。
小さな小さな幼虫でした。
何を食べるのかわからず、
とりあえず芽を出してきたハコベをやると、
なんとか食べてくれたので、安堵して、
せっせとくれてやりました。
途中、食欲旺盛過ぎて、足りなくなりそうになり、ハコベをビニールで覆って成長を促したりして、間に合わせました。
しばらくして蛹になりましたが、
なかなか出てこず、
死んじゃったかな?と心配していたところ、
本日、
羽化致しましたー!!!!!
なんの蛾かわからなかったので、
調べたところ、
エグリヅマエダシャク(たぶん)でしたー!
(食草はサザンカ、バラ、ツツジなどだそうで、ハコベなんてなかったけど、ハコベでいけた。よかった。)
申し訳なかったのですが、
ちょっと狭い容器で飼育したため、
片方の羽の先が伸びきらず固まってしまいました。
たぶん飛べると思いますが。
(羽化後、羽に充分体液をいき渡らせて、
固まるまで伸ばせるスペースがないと、
羽化に失敗してしまいます。)
とりあえず、外の木に留まらせてやりましたが、寒かったせいか動かないまま。
今日は夕方から雨だったので、
一晩泊まってもらうことにし、
明日、雨が上がったら、出立していただきます。
先程、夕飯(?)に、ハチミツ水を飲んでもらいました。
《蝶や蛾に何か飲ませるやり方〜!》
ハチミツ水(ハチミツを水で薄めたもの)をつけたちり紙を巻き、
先を少し出した楊枝で、
口吻のくるくるまるまったところに、
そおっと差し込み、
口吻を伸ばしてその先がちり紙に当たるようにします。(画像参照)
てこずらせる子もいますが、
けっこう飲んでくれますよ〜。
(幼虫を見つけると、よく飼育してしまいますが、その場にいた幼虫を周辺の食草で1、2匹育てるだけなので、環境に影響を与えるほどではないと思っています。)
小さな幼虫がたくましく育っていく様子と、その羽化を見届けることができるのは、
人生のささやかな喜びです (^_^)