「借りぐらしのアリエッティ」
今日観てきました。3D映画が話題の昨今ですが、スクリーンに広がる景色の美しさでこんな風に心が「キュン」となるのはテクノロジーを駆使した映像では感じられないかもしれない。3D映画はそれはそれでいいものだと思いますがリアルな感覚に変えるのは人間の脳がする仕事だとアタシは思っていたりします。本を読むこととかもそうですね。さて、肝心の内容ですが、(気をつけて書きますがネタばれもあるかもしれません)いつもジブリの映画みたいにすごい冒険とかワクワクするようなエピソードの連発を期待してしまうと少々物足りないと感じてしまう人も多いかもしれないです。アタシの感覚としては「短編映画のちょっとイイ話」みたいな静かでじんわりした物語という印象です。人間の男の子と小人のアリエッティが惹かれあう感じも決して情熱的なものではないのです。だけど人と人が惹かれあう時って、最初はその感情になんて名前をつけていいかわからないこともよくある。むしろそっちの方が多いのかも。いろんなことが曖昧に描かれているのもわざとなのかな、とアタシは解釈しているのですがどうでしょう??そういう部分も含めて人間の脳で考えると無限に拡がる。そんな楽しみも忘れないで!というメッセージも込められているような気がしてならないのです。勝手な解釈ですが。。。そして一番知りたいことは、冒頭で既に答えが出てたりするんですよね~。そうそう、タイトルの「借りぐらし~」ってアタシは「家を間借りしてる」って意味だと思っていたけどそうじゃなかった。同じ小人でも「狩りぐらし」をしている対照的な仲間も登場したりします。この小人の生態みたいなものも想像力を掻き立てられます。 アタシはこの映画、観て良かったです。主題歌や劇中の音楽の効果もあってヨーロッパの田舎みたいな素敵な空気の漂う映画でした。