1レップ更新の意義



友人と昨晩、こんな話題で議論した。

「トレーニングにおいて、同じ重さで1レップ=1回でも多く上げることができたら嬉しいか?」

友人は非常に嬉しく感じる、と述べた。成長が少しずつでも実感できるからだという。至極正しい考えであり、ロングスパンで見ても成長に結びつく思考であることは間違いない。

しかし、私は逆張り検定1級に合格し、逆張ラー(ぎゃくばらー)の資格を取得したプロ逆張リストなので、その考えには賛同できないと述べた。


私にとってトレーニングの成長とは、明らかにパワーが上がった、前より重さ慣れしていると実感した時初めて実感出来るものなのである。

具体的には、1.2回回数が増えたところで私の中では(前とあまり変わらないパワーのつもりなんだけど、なんか回数増えてたな…)なのだ。イキりたい訳ではなく、本当にそうなのだ。

逆にこれが倍の回数に増えていたりすると、まず最初の1回をあげる段階で(あ、前より軽いわコレ)と分かり、重さをコントロールできている事に気づく。そこで初めて、私は成長を実感するのであり、それまでの過程において成長の喜びを噛み締める瞬間はあまりない。


ついでに、成長したところであまり嬉しくない種目も多数存在する。リアレイズの重さと重量が伸びたところで何が嬉しいねん。エクステンションの伸びなんて、次からもっとしんどくなるよ!やったね!という通知に他ならない。何をどうして成長の喜びなんてもんを味わえと言うのだ。

そもそも回数が伸びたところで、私はバカなのですぐ重量を上げる。上がったところで喜びはあまりなく、(次やる時重量/回数上げなあかんのか…ダルいなぁキツいなぁ)しか感じない。

今までで自分なりに明らかな成長を実感した瞬間といえば、3ヶ月越しにダンベルプレスをした時(30kgをパーシャル…深く落とさずに5回→32kgを深く落として×10回)、10kg10回すら振り回していたサイドレイズが18kgでもそれなりにコントロールできていると感じた時、ぐらいである。


以上の逆張理論(ぎゃくばりろん)によって、私は1レップ伸びてもあまり嬉しくないのである。



ついでに、ダイソーでこんなもんを買ってきた。


110円


ズボン用のベルトである。私は貧乏(月小遣い1万)なので、リストストラップを買う金がない。

知り合いに頂いたパワーグリップも、デッドリフトをやるには些か不便なところがあるため、リストストラップの購入を検討していた矢先だった。

「リストストラップ 自作」で調べたら何か出るんちゃうんか、とやってみたところベルトで自作可能とのこと。


ギックリ腰が治るまでまだ頻繁にジムには行けないので、しばらく家でダンベルプレス、ショルダープレス、そして会社のパワーリフターの先輩にフォーム練をおすすめされたのでデッドのフォーム練習を行うことにした(嫌いな種目はこの際全部やらない事にした。自分はトレーニングなんか好きでも何でもなく、プレスとリフトの動作が好きなだけなんだと改めて分かった)。週1.2で少しずつジムに行き、調子を戻して行きたい。



にしても暑すぎるやろ。トイレ入ってるだけで滝のように汗をかく。このまま上手くいけば夏だけで減量に成功し、ユーザー並みのカットが出て

fwjで優勝できるかもしれない(真剣に競技を志すすべての皆様、誠に申し訳ございません。)