ICUにいるとよく耳にする
『これから抜管しますよ』
『抜管できて良かったですね。頑張りましたね』
聞こえる看護師さん、先生の声。
大半の方は手術後で挿管されたまま来て、
ICUで無事抜管して病棟に帰る。
のの丸も今まではそうでした。
前回のブログから、、
結果は抜管できませんでした。
理由は
右肺の状態があれから悪く
胸水が溜まっていて、鎮静解くと痰と唾液が増え
また気管に垂れ込んだり、詰まったりすることが考えられるという事でした。
再挿管になる確率は高いのに、抜管トライするリスクを考えるとやめた方が良いと。
正直、どこかで何とかうまくいくのではないかという期待がありました。
だけど、再挿管後の、のの丸の状態を見て
難しいような気持ちもありました。
最初の抜管であんなに状態が良かったことさえ
嘘のような気持ちです。
悪い言い方をしたら、、、
あの時チャンスを逃してしまったのかな?
どうにか再挿管せずに乗り切れていたら、、
⬆︎これは結果論なので、正解はないとわかっています
モヤモヤしていても時間は過ぎていくし、
そんなの嫌なので
前を向いて進むしかありません!
抜管できるタイミングを待つ。
その選択がもしかしたら、あったかもしれませんが、のの丸の時間を少しでも良い環境で過ごさせてあげたいです。
だから
今度は前向きに
『気管切開』を決断しました
気管切開したら
口から喉までの挿管チューブのストレスもなくなり、鎮静もいらない。
のの丸の大好きなお風呂にも入れる!
住み慣れた病棟に戻れる!(笑)
ママと一緒にずっと居れる!
(これは私が一番嬉しいのですが)
のの丸も
ホントはそう思ってくれてるんだよね?
ママたちがそう思わせるようにしていたらゴメンね。
いや、そうじゃなくて!
これで良かったよ!
って、いつかのの丸が思えるように
ママは毎日のの丸と明るく楽しく笑顔で過ごすよ!
大丈夫!
のの丸を応援してくれる温かい人が
たくさんたくさん居るんだよ
もっともっと生きて
たくさんの愛を感じてね!!!
その為に必要な事だから。
気管切開しようね。
よーし!!!
後ろは見ない!
前を向くぞ!
最近、鎮静が浅くなると挿管チューブをこっそりカミカミして反抗してます