これはフィクションであり
ノンフィクションな物語

主人公はごく普通の家庭に生まれ
ごく普通に生きてきた1人の少年
黒崎日向(くろさきひゅうが)
黒崎日向の人生を描いた物語


side日向

『ずっと好きでした 付き合って下さい』

絵梨花「私も好きだった こちらこそ」

小学校5年年の秋僕は初恋の幼なじみに告白をした

家は歩いて30秒保育園から今までクラスもずっと一緒そんな君を幼なじみでなく好きな人だと気づいたのは小学校1年生の時

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先生「これからは気をつけるように」

『はい』

先生「それじゃ気をつけて帰えりなさい」

俺は宿題を家に宿題を忘れ放課後担任に怒られた
いつも一緒に帰っている絵梨花はもう帰ってしまった

先生に怒られて落ち込んで1人でとぼとぼ帰路についたが通学路の途中道の端でしゃがんでいる女の子がいた

だんだん近づきその女の子の事がはっきり見えた

『絵梨花!!』

絵梨花「あっ日向!怒られちゃったね?」

『うん』

絵梨花「でも昨日ちゃんと一緒にやったもんね」

『うん』

絵梨花「ふふっ よし!一緒にかえろ!!」

『うん!!』

満面の笑みで手を差し出しそう言った彼女に
僕は幼いながら恋心を抱いた

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あれから4年俺は片想いをし続けて
5年生の秋林間学校で告白をした

『なんか夢みたいだ』

絵梨花「そう?私はずっと待ってたよ」

幸せだった

付き合ったからと言って何がが変わったわけではなかった
たまに手を繋いで帰るくらい

それでも両思いになれたことがその時の幸せだった

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