私の妻も、本当に眠りが浅いです。
もともと眠りが浅いのですが、妊娠してからさらに浅くなりました。
その理由は大きく2つです。
1つ目は、つわりによる逆流や吐き気、頭痛などの不快感と、妊娠によりトイレが近くなったためです。
2つ目は、生理的にも精神的にも神経が過敏になりやすく、寝付きが悪くなったり、小さな物音にも敏感に反応するようになったためです。
こうした不眠症に対して、寝る前に温かいミルクを飲んだり、お風呂に入って身体を温める、といったような一般的な方法は以前ご紹介しました。
(妊婦の78%が夜に眠れない | つわり中の不眠症対策)
そこで今回は別の方法をご紹介します。
その方法とは・・・
Spa massage with Seaview by Casa Velas Hotel
スキンタッチです。
近年特に赤ちゃんに対する効果で注目を浴びているものでもあります。
優しくベビーマッサージをすることで、
・体温調節をサポート(Johansonら 1992)
・脳内マップの構築をサポート(Team Glitter)
・早産/低出生体重児の体重増加をサポート(Vickersら 2004)
・迷走神経や胃の運動が活性化する(Diegoら2005)
などといったプラスの効果が期待できるのです。
けれど、これは何も赤ちゃんに限ったことではありません。
妊娠初期の妊婦さんにも以下のような効果が期待できるからです。
・ストレスホルモンのコルチゾールやノルアドレナリンを還元(Fieldら 1992)
こうした効果は「スキンタッチ」や「マッサージ」による物理的な刺激に加え、施術者との温かいふれ合いにより成せる技なのでしょう。
いずれにしても、妊娠中は安全性を考慮して、強く揉みほぐすのではなく、あくまでソフトに「スキンタッチ」や「ベビーマッサージ」レベルが良いでしょう。
・ストレスホルモンのコルチゾールやノルアドレナリンを還元(Fieldら 1992)
・脳内麻薬とも呼ばれ、鎮痛作用のある「エンドルフィン」を生成(Ferrellら1993)
・睡眠や体温調節に関わるセロトニン(5-HIAA)レベルの上昇(Hernandezら1999)
つまり、
頭痛などの痛みを軽減すると同時に、緊張を緩めて心をリラックスさせることで、不眠症のもとを除去することが可能なのです。
また、迷走神経や胃腸のぜん動運動が活性化することで、前回のブログでご紹介したように、吐き気が軽減されるかもしれません。
さらに、不眠症が改善され、睡眠の質が向上すれば、ひいてはつわりなどの不快な症状をもっと軽減することに役立ちます。
お~
なんかプラスの循環ですね
頭痛などの痛みを軽減すると同時に、緊張を緩めて心をリラックスさせることで、不眠症のもとを除去することが可能なのです。
また、迷走神経や胃腸のぜん動運動が活性化することで、前回のブログでご紹介したように、吐き気が軽減されるかもしれません。
さらに、不眠症が改善され、睡眠の質が向上すれば、ひいてはつわりなどの不快な症状をもっと軽減することに役立ちます。
お~
なんかプラスの循環ですね
こうした効果は「スキンタッチ」や「マッサージ」による物理的な刺激に加え、施術者との温かいふれ合いにより成せる技なのでしょう。
いずれにしても、妊娠中は安全性を考慮して、強く揉みほぐすのではなく、あくまでソフトに「スキンタッチ」や「ベビーマッサージ」レベルが良いでしょう。