妊娠悪阻(にんしんおそ)という病気をご存知ですか?
つわり(悪阻)ではありません。
つわりの症状が深刻化して、栄養失調や脱水症状を引き起こし、
妊婦も胎児も命の危険を伴う、危険な病気です。
全妊婦の0.5~2%程度が妊娠悪阻になっています。
つわりはもとより、この妊娠悪阻に関しては、
世界的にもまだまだ社会的な認知が低く、
医療従事者の間でも知見が少ないために、
適切な処置が施されず、重症化するケースがみられます。
このような中で、2002年に立ち上げれた組織がH.E.R.財団です。
▲ H.E.R.財団の創始者
H.E.R.財団は、自分自身も妊娠悪阻に苦しみ、何とか生還を果たした、
キンバー・マクギボン博士と、看護師のアン・マリー・キングらが
中心となって妊娠悪阻に関する研究や啓蒙活動を行っています。
妊娠悪阻に苦しんむ(苦しんだ)女性とその家族を救うための
重要な役割を担っています。
そして、つわりで苦しんできた私たちも、H.E.R.財団の活動に共感し、
この活動を日本に浸透させるべく、応援していくことにしました。
妊娠悪阻に苦しむ女性向けの情報はもちろん、医療従事者の方に向けた情報や
WEBフォーラム、活動を支援するための寄付やグッズの購入も行えます。
H.E.R.財団のホームページはこちら
http://www.helpher.org/