住宅機器メーカーの企業ショールームという仕事は、企業のコンセプトをお客様に説明し購入に繋げるというイメージがあります。
どういった仕事なのでしょうか。
名前:Oさん
年齢:49歳
性別:男性
最終学歴:大卒
勤務地:大阪
勤務年数:23年
以下・・・挨拶などは省略しています。
Y(ユメオ)
O(Oさん)
Y「何故、住宅機器メーカーの企業ショールームという仕事に就いたのですか?」
O「私自身もともと製造業に就職していました。祖父が鉄工所で1人で頑張っていた所を見て、ものづくりに関わりたいと思ったからです。」
「ただ裏方という部分が私に合わず、もっと人に対して勝負したい!という気持ちが芽生え転職しました」
「はじめは今の会社で営業や商品企画を中心にこれまでのキャリアを積んできましたが、この5年間で新たなキャリア形成という名目で上司から指名され、この企業ショールームに配属されています」
Y「普段はどのような仕事をしているんですか?」
O「企業ショールームに勤めており、商品よりも企業理念や歴史について社内外に伝えていくことが大きなポイントです」
「最近ではリアルだけではなくオンラインを活用しています」
Y「やりがいを感じる部分はありますか?」
O「今の仕事に関して言えば、なんといっても企業の歴史や経営理念をお客様に伝えることによって、素晴らしいと言ってもらえたり、どんどん伝えていってほしいと言うお声をいただくことです」
「ただ形にないものを伝えていくことも多いのでお客様に伝わっているかどうか、その都度手探りな時もあるので非常に難しいところもあります」
「もちろん、ビジネスのお客様、学生、社員によって様々な伝え方が必要なので 1つのことを伝えるにあたっても、昔の言い方が良いのか、今の言い方が良いのか、どのようなポイントを伝えたら良いのかを一つ一つ考えながら、仕事をしていくことにやりがいを今は感じています」
「もちろん、他のスタッフにもこのような思いを伝えつつ、人材教育を行っていくことも、私の仕事でありますがまだまだ道半ばでありながら、非常にやりがいがあると思っています」
Y「大変な部分はありますか?」
O「まずは、自分自身の企業に対して誇りを持ったことがなかったことです」
「そんな中、企業のことを勉強し、自分自身の企業がどれだけ素晴らしいのか、先輩の方々がどのような功績を残してきたのか、どのような思いで仕事をしてきたのかをきちんと学ぶことが大変でした」
「私のような仕事につかない限りは、ほとんどの方々がわからないままに終わっていく事ですが、少しずつでもこのようなことを多くの方々にわかっていただけ、企業の文化を最近ことを明示していきたいと思いますし、自分自身の分身を作っていくことができれば非常に良いと思っています」
「自分自身の年齢を鑑みても、なかなか難しい状況になってきているので、若い方々に少しでもこういった思いを伝えていきたいというのが正直なところです」
Y「ストレスも溜まったのではないですか?」
O「特にストレスを感じた事はありません。しいて言うなら自分自身の力不足位です」
Y「どういう方が住宅機器メーカーの企業ショールームに向いていると思いますか?」
O「相手に伝える事が大事ですので語りかけるのが得意な方です」
基本DATA(平均)
勤務時間:9時から17時
残業時間:40時間/月
給料:60万
賞与:140万/年2回
年収:1,000万円
繁忙期:特になし
※上記データはOさんのデータとなります。
全ての住宅機器メーカーの企業ショールームさんが上記内容ではありません。
歴史のある大手企業にお勤めされていますが、その企業の歴史を相手に伝えるというなかなか難しい仕事をやられていらっしゃいます。
給与がとても高く、どんな仕事かどう相手に伝える術を持っているのか間近で見てみたいと思ました。