リハビリ専門病院という仕事は、人をサポートして回復の向上に努めるというイメージがあります。
どういった仕事なのでしょうか。
名前:Fさん
年齢:39歳
性別:女性
最終学歴:医療系専門学校卒
勤務地:東京
勤務年数:3年(結婚を機に退職)
”回復期リハビリテーション”
『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
2021年4月13日 (火) 05:09
以下・・・挨拶などは省略しています。
Y(ユメオ)
F(Fさん)
Y「何故リハビリ専門病院という仕事に就いたのですか?」
F「医療系専門学校に通っていました。その学校で取得した国家資格を活かして、人の役に立とうとリハビリの専門職として働こうと決意しました」
Y「普段はどのような仕事をしているんですか?」
F「脳卒中など病気で身体障碍者になった方や事故でけがをした方など、急性期の治療を終えてリハビリ専門の病院へ転院してきた方への身体機能訓練や職業復帰訓練などを行っていました」
「リハビリをして自宅へ退院することを最終目標とした病院なので、患者様の日常生活へ直接アプローチが必要で、勤務時間も早出や遅出があったり、土日も同僚と相談して交代で出勤する必要があり、よく言えばフレキシブルでした」
Y「やりがいを感じる部分はありますか?」
F「自分で治療計画を立てて、治療をした患者様が歩けるようになったり、家に帰ることができるようになった時は、とてもやりがいを感じます」
「患者様にもとても喜んでいただけて、また他の患者様にも頑張って治療をしようと思えます」
「他には、新しい手技や勉強会に参加して得た知識が、きちんと治療を通して患者様の体に良い反応が出た時、頑張って練習して良かったと思えますし、自信にもつながります」
「第一に患者様との信頼関係が大事な仕事なので、患者様が私たちを信頼して、この人に治療を任せようと思ってくださった時には、それに応えられるように頑張ろうと思えます」
「リハビリは医師や看護師や介護士、社会福祉士と言った他職種とのチームワークが必要です。他の職種の人から認められたり、頼られたりすると、自分へのやる気につながります」
Y「大変な部分はありますか?」
F「とにかく体力が必要な仕事です。病気で体が動かせない人の体を持ち上げるのは、長年やってコツをつかんでも大変な仕事です」
「私は女性で小柄なので腰などケガをしてしまうと、今後の仕事にも影響してしまうので、ケガには特に気を付けていました」「患者様の生活に沿ったリハビリが必要なので、排泄の介助をすることもあります。はじめは汚いとか思いましたが、学校でも習ってくることなので、それに関する抵抗は無いかたが資格をとって働いているとは思います」
「時間外勉強会はたくさんありました。どうしても用事があるときには定時に上がれますが、基本毎日残業がありました」
「休日も頭の片隅にはいつも患者さんのアプローチをどうしようか、ずっと考えていてました」
Y「患者さんのリハビリも行いながら勉強会も行うとなると、ストレスも相当大きかったのではなかったですか?」
F「幸いにも職場の人間関係はとても恵まれていたと思います。同僚とも仲がよく、上司も相談に乗ってくれる優しい人でした」
「しかし、担当する患者さんとは毎回良好な関係が築けるとは限らず、わがままの多い方や無理難題を押し付けてくる家族など、いろいろな人がいました」
「そんな時のストレス解消法は、人それぞれだと思いますが、私は一人でカラオケに行って大声を出すことでした」
Y「どういう方がリハビリ専門病院に向いていると思いますか?
F「人と関わることが好き、体力に自信がる、人間の体を学ぶのが好き、そんな人には適している職業だと思います」
「勉強会や交流会も多い職種なので、積極的に人脈を築けると自分の糧になると思います」
「事務仕事もありますが、基本的には勤務時間は体を動かしているので、ずっと同じ作業を繰り返すことがなく飽きないです」
患者さんと一緒に歩んで行く事は一筋縄では行かないと思いますが、回復に繋がった時の達成感はとても強いと感じました。
誰かを助ける、人の役に立つという仕事はとても素晴らしい事ですね。
身体に気を付けて頑張ってください!
基本DATA(平均)
勤務時間:8時半から17時半。(早出7時から15時)(遅出13時から21時)
残業時間:20~30時間/月
給料:22万(手取り)
賞与:50万/年2回
年収:400万円
繁忙期:特になし
※上記データはFさんのデータとなります。
全ての葬祭業さんが上記内容ではありません。