私ごとになりますが、
私の持病からくる体調不良の少なくない部分は、「気分」なのだと気付かされました。
(まといのばブログより)
(引用開始)
ルー・タイスが出張から戻り、一時帰国して、一時帰宅して、またすぐにロンドンに行かなくてはいけないときに、キプチョゲ・ケイノにやったのと同じ姿勢で自分に問い質します。「行かなきゃ行けない」と思っているなら行くな、と。「行きたい、私はこれを選ぶ」と思っているなら、眠い目をこすりながらでも喜んで行け、と。
「やりたくないけど、やらなきゃいけないからやる」というのは広い意味で「気分」なのです。気分に従っていてはいつまでも「気分」の奴隷であり、それは長期的に(短期的にも)人生を破壊します。
(略)
未来から見たら、そのときの気分というのは本当にどうでも良いものです。なぜすぐに消えてしまうようなどうでも良いホルモンの動向に左右されているのか、もっと大きなビジョンで考えて欲しいと、当時の自分にタイムマシンに乗って、言いたくなるでしょう(「かくかくしかじか」はそんな漫画でした)。
(引用終了)
心身がきつい状態で、ベッドに横になり、未来から現在を見ていると、
「なぜすぐに消えてしまうようなどうでも良いホルモンの動向に左右されているのか、もっと大きなビジョンで考えて欲しい」と声なき声が聞こえてきたような気がしました。
この「気分」に従っていると、いつまでも「現状維持」なのだと思います。
だから、まずは、気分に従わないことが重要なのだと思いました。
そして、未来から現在を見る視点をいつも当たり前にするために、
T/Nil/Dのラベリングを行うことにしました。
自分の思考や情動や起こる出来事(体調不良も)が、
自分のゴールに関係あることであれば、T(true)、
自分のゴールに無関係ならば、Nil
雑念や感情的ならば、D(delusion)
と、ラベリングを行います。
そして、現在から未来を観る視点として、
(引用開始)
第一に大事なのは「生き残ること」です。
僕等は泥水をすすっても、毒をくらっても、まずは生き残ることが大事です。
生き残らないと未来は無くなります。
未来からの視点だけではダメで、現在の生き残りを図るために、現状の分析もまた必要なのです。
(引用終了)
生き残り戦略を考えること。長期的に考えること。
私の持病の場合で言えば、何年間かの計画で、お医者様と相談しながら、寛解(症状が落ち着いて安定した状態)まで持っていく。
振り返れば、病気のことに限らず、思考も行動も、短期的でした。
「いまの自分を過大評価せず、限りなく過小評価すべきです。しかしそんなちっぽけな自分でも積み上げていけば複利効果によって未来は期待できるのです。」(まといのばブログより引用)
という、お言葉が身に沁みます。
遅くなりましたが、苫米地博士の「新・夢が勝手にかなう手帳2025年度版」が届きました。
この手帳を活用することで、「未来から現在を見る視点」をいつも当たり前にしたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。