数年前に「教え」の仕事をし始めてから20年を迎えたのですが、
歌いたいけど、自分の声も歌も良いと思えなくて歌えない
歌うことは大好きだけど、やってはいけないと感じる
声の研究とか好きだけど、周りには誰もやっている人いない、、、
当時流行っていた音楽があまり好きじゃない
というように、
「好き」に純粋に飛び込んでいけない日々を過ごす、筋金入りのこじらせリスト(今造りましたw)だった私で生きてきた年月を、そうでない私がようやく越えました
(年月の長さが重要な訳ではないですが)
継ぐと思い込んでいた父の会社か倒産でなくなる他、様々なことが重なり
「自分の力で何が出来るのかを知りたい」
という所からバイトしまくり時代がスタートしました
無気力時代が長すぎた為、
「働くとお金になる」
というシンプルな仕組みが嬉しくて
様々なバイトを掛け持ちする内に、自分が大切にしたい価値観を自覚していきました。
「働けばいつでもお金は稼げるんだから、どうせなら自分の好きなことを仕事にしていけないかな?」
と考えるようになり、バイトをしながらその時に心が動いたものを、適性がありそうな順番から試していきましたw
(英語→→DTP→作曲→DTM)
通い始めて、最初は楽しいのですが、段々
「コレじゃない」
という心の声が大きくなり、
「やりたいと感じていたものを色々試してみたけれど、全てが違う気がする。。。
このままだと、『歌』しか残っていないではないか」
という心境で、何かの判決を受けるような気持ちで習いに行ったのですが(色々おかしいですねw そしてどれだけ自分を認めていなかったのでしょう)
習いに行ったみてすぐに、私は自分の無知さ加減
を知りました
自分なりに年月をかけて試行錯誤していた発声法は、可能性を開花させる方向とは真逆で、そのまま継続していたら、喉を壊しかねなかったほど
そして、何も知らなかったが故に、乾きまくったスポンジのごとく吸収していった私は、当時の先生に
「素直だし真面目で良い」
と認めて頂き
ただ好きで夢中でやっていただけなのに、『講師への道』というチャンスをプレゼントして頂きました
そこから先も色々ありますが、ワクワクも不安も、自分の心が振れているという点で、何らかのメッセージを伝えにきている可能性が高いです
自分の人生を振り返り、予想を超える面白い展開につながっていったのは、見事に「不安」の方でした(当社比ですw)
最近になり、普段から色々考え過ぎる人の方が、実はその前に色々感じているということが腑に落ち、
そしてそういう方程、自分を責めたり
時にそれが転じて他者や環境を責めることになったり、、、
という状況を目のあたりにするので、過去の自分に手紙を書くつもりで、記事を書いていこうと思います。
前回の、堂々巡りになる「思考パターン」もそうです。
その人の能力や可能性とは関係なく、単なる思考の癖によって惑わされている部分が大きいので、紙に書き出して、きちんと視覚化し、過去の影響を受けている自分と決着をつけていくこと。
この行為こそ、自分を呪いから解き放ち、自分を心から大切にする行為だと思います。
人に聞いてもらうことを敢えて推奨しないのは、聞いてもらいたい気持ちが募りすぎた場合、人からエネルギーを奪うことになり、そこから負の循環につながることを避ける為です。
(話し手と聞き手のエネルギーバランスが釣り合っていれば大丈夫だと思います)
私は普段、ボイストレーナーとして、ボーカルコーチとして、ある時は音痴矯正人としてw
技術や情報をお伝えし、行動&実践してもらうことを前提にお仕事させて頂きながら
表現者として(歌手、作詞作曲、メディアの取材、教材作成など)メッセージをお伝えしています。
有名な方を指導する立場になったり、メディアに露出するようになった段階で、
〇〇さんを教えている
あのメディアで見た
という情報のみで、ネットを通じていらしてくださる方とお会いした時に、嬉しさと同時に様々なことを考えるようになりました。。。
そして、自分を整える必要性と、感覚頼りでやってきたことをきちんと言語化する癖をつけていく必要性があると感じました(今更ですが)
そんな訳で、自分の為にブログを書いている部分がとても大きいのですが
それがどなたかのヒントになれば、とても有り難いことですので、今後もこれまでに気づいたことを書かせて頂きたいと思います。
まだまだ書きたいですが、仕事の時間になったので、今回はここまでで