世界最南端の町ウシュアイア
シドニーからヒトッ飛び!とはいかずオークランドとサンチアゴを経由し世界最南端の町ウシュアイアへとやって着ました。その行程は結構ハードでおよそ2日程横になってまともに休む事ができませんでした。
そんなクタクタの僕らを待ち受けていてくれたのは温もりのある木造の空港でした。
しかしながら、この空港にて早くも南米の洗礼が…ATMからお金が引き出せねぇー!!
とは言ってもカードが盗まれたワケでも、ATMがブッ壊れていたワケでもありません。そぅ!単に僕らはスペイン語オンリーのATMを上手く操作できないのです(T_T)この時ばかりはATMがあるのにわざわざ窓口にてお金をおろすご老人にオマージュを捧げたくなりました。
しかしながら操作を間違えては列に並び直す事3回!先駆者の手元に全神経を集中させ観察を繰り返した結果、ついに念願のアルゼンチンペソを手にする事が出来ました。そして、感極まって空港からタクシーに乗ってしまいました。勿論、行き先は“上野山荘”(空港から町への移動手段は徒歩かタクシーです。)
上野山荘とは…とにかく居心地が良いという噂を耳にする機会の多い宿なので伺わせて頂くことは決めていたのですが、予約は入れていませんでした。ピークシーズンなので満員の心配を少々していましたが運良くベッドを確保することが出来ました。というより、年越し辺りにはベッド数以上の人が泊まっていたそうなのでベッドの心配をする必要がそもそもあるのか否かさえ分かりません。
町からは少し離れてはいますが、バスで容易に町へと出れる場所です。
宿に着いてその人気ぶりを納得!日本語が通じ、NHKが見れ、そして五右衛門風呂までもあるという至れり尽くせりの状況は日本人長期旅行者を留まらせるにはそれだけで十分な理由にも関わらず、それに加えトゥルーチャという名の人懐っこい犬がいたり、何たってこの業界ではかなりの知名度を誇る上野亭の主である綾子おばあちゃんがいます。
到着した日が僕の誕生日であるということとは全く関係なく、この日の夕食はタラバガニを皆でシェアして食べました。アルゼンチンでは海産物を食べる習慣があまりないらしく良質のカニが捕れるにも関わらずほとんど輸出に回してしまうそうです。もったいなぁ~!!
一杯(1kg強)で¥1700程でした。
蟹をはじめ食べ辛いものは苦手なたちですが、このカニはノンストップでバクバクいけました。
翌日は、僕らより前から宿にいた方々で企画していた『斜めの木とティエラデルフエゴ国立公園ツアー』へ飛び入り参加させて頂きました。生憎の天気に最悪の体調だったのですが、あのメンバーで行けて良かったです。皆さん、アルゼンチンの安いパックワインには注意しましょう!どうやら着色された粗悪品のようで過度に摂取すると翌日にあり得ない頭痛に一日中悩まされます。
また、ウシュアイアからは南極へのツアー船なども出ています。因みにお値段の方は…
最後に、これからパタゴニアに来る旅人へ。
『夏と言えどもかなり冷えるから冬のつもりで来い!!!』
ほぼ夏服しか持っていなかった僕らは上野亭のフリーウェアに助けられました。
ユニクロのロンT、ラルフローレンのスウェット、ランドリーのパーカー、茶色のニット帽、ボーダーのレッグウォーマーを提供して下さった皆様ありがとう御座います!大切に使わせて頂きます。
by ryohei
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