久しぶりに開いたら、前の更新日はちょうど一年前の今日でした。
なんてこったい。
というわけで、一年ぶりのぶろぐ。
「パンズ・ラビリンス」という映画を観ていたんですよ。さっきまでね
すごく切ない映画でした。
だけどすっごく心に残る。
残るっていうか、突き刺さるような。
暗い映画だとは聞いていたけど。
実際は、それほどでもないんだけれど。
でも
この、絡みついてくるような感覚はなんなんだろう。
この物語は、捉え方次第で、いかようにも変わるようです。
終わりに近づくにつれて、どういう結末になるのかとてもはらはらしていました。
でも、こんな風に終わるなんて。あんまりだ。
でも、実はあれが一番、あの子にとって幸せなラストだったのかもしれない。
わたしが今回、初めてこの映画を観て。20歳のときに観て。
ただただ、彼女に幸せになってほしいと思った。
わたしにはあの世界は彼女が創り出した幻影、想像に感じられたから。
だからあの結末が、空虚なものに感じてならなかった。
最後まで彼女は、あの世界を信じ続けたのだと。
無意識に、自分を救ってくれる世界を創り続けたのだろうと。
そう思って。
だけど。
あの世界に逃げ込める最後のチャンスを、彼女は自ら断ち切った。
どうして、なぜ。
もしかしたら彼女にとって彼の存在は、現実に立ち向かう希望だったのかもしれない。
だから彼を渡すことを、あの世界に帰ることを、拒んだ。
でも現実に立ち向かおうとした瞬間に、あの衝撃。あの結果。
その現実に絶望した彼女は、結局あの世界に逃げ込むことしかできなかったのではないか
戦争という状況に翻弄された無力な少女の、必死の抵抗だった。
ほんとうに悲しい、切ない映画。
観て良かった。
何年か経ったら、また観たい。