元号が「令和」となり、その「令」の字の書き方についてこだわる方がいらっしゃいます。
私は気にしません(どっちでもいい)が、やはり異なる字体があると、「どっちが正しいのか」という話になってしまいますよね。
そして、「菅官房長官がああやって発表したんだから、日本政府としてあれが正式なんだ」というのはかなり強力な言い分になります。
そんな人たちのために!(?)、
株式会社モトヤが「令」フォントの無償提供を行っています。
●「令」字形の無償フォント提供のご案内
https://www.motoyafont.jp/support/gengou/
(フォントの無償ダウンロードには、メールアドレスの登録が必須)
早速インストールして使ってみました。
「令」の字のみ今回ダウンロードした「モトヤTT新楷書SubR 3」、それ以外はPCにプリインストールされていた「HG正楷書体-PRO」です。それほど違和感はないですね。
でも、並べてみるとどうでしょうか。
上段が、全て「HG正楷書体-PRO」のもの、
下段が「令」の字だけ「モトヤTT新楷書SubR 3」にしたもの。
こうして比べてみるとやはり若干の違和感、「違うフォント使ってるな」って感じです。
今回の無償ダウンロードのポイントは、「令」と「令」を部首に含む漢字約20文字のみの提供であるということです。「和」とか「年」「月」「日」などという文字は含まれません。
他の部分とフォントを完全に統一させたい場合には、結局同社の有償フォントを購入する必要があります。
どこまでも細かい点が気になる人は、これを気に同社の有償フォントを買うかもしれない。良い商機を見つけましたね。