レシートも保証書もない・・・

 

 今年1月から、m570tのチャタリングに悩まされていました。そのままズルズルとだましだまし使っていたのですが、一念発起して、何らかのアクションを起こすことにしました。
 

 新しいのを買うか、ダメ元で自分で修理してみるか。

 

 

接点復活剤を使う方法

 

 

パソ活ラボ
ロジクールM570の分解とチャタリング修理(スイッチ交換よりも接点洗浄がおすすめ)
http://pasokatu.com/14671

 

 

 検索していたところ、上記の記事を見つけました。よく出てくる「スイッチ交換」は敷居が高くて手が出せませんが、この方法なら私にもできそうです。簡単に言うと、ドライバーでネジをあけて、当該部品にスプレーを吹きかけて、またネジをとじるだけです。

 

 上記ブログを参考に、ダメ元でやってみることにしました。

 

ホームセンターで材料購入

 

 

 さっそく必要な道具を買ってきます。
 

 まずは、トルクスネジを開けるドライバー。「T6」というものが必要とのことです。単品で800円台。他のモノもセットになったものが1000円くらい。今後、他の場面でも使いそうなので、後者を購入します。

 

 

 そして接点復活剤です。参考ブログでは「KURE コンタクトスプレー」を用いていますが、それは見当たらず。代わりに同社の「接点復活スプレー」という、その名通りの商品があったので、それを購入しました。これが約500円です。

 

 材料費としては、上記の合計約1500円です。ネットで買えば、もう少し安くなるでしょう。

 

早速作業してみる

 

 

 まずは、マウス底面のネジを5箇所外します

 

 1箇所は初めから露出しています。
 

 3箇所は滑り止めのゴムの下に、最後の1箇所は乾電池を入れる部分のシールの下に隠されています。
 

 買ってきたドライバーのサイズが気持ちよくネジ頭に合致。5つ取り終えて基盤を露出させます。

 

 

 当該の左クリック部品を発見。ここに接点復活スプレーを吹きかけます(この作業は屋外で)。うまい具合にその部分だけにかかったので、爪楊枝でボタンを連打し、内部に行き渡るようにします。
 

 なかなか乾かなかったので、綿棒で液を吸って右クリック部分にも移して連打してみました(意味ある?)。

 

見事、復活!

 

 

 ちょっと乾きが甘かったけども、電池を入れて使ってみます。
 

 するとどうでしょう。問題は解消されましたよ。あのチャタリング現象は無くなったように感じます。

 

 

 この状態がどれだけ持続するのかわかりませんが、一時的なその場しのぎとしては十分です。

 

 ちなみに作業工程にかかった時間は約20分くらいです。こういった作業に慣れている方はもっと短くなるはずです。

 

「ダメ元」でやってみる価値はある

 

 

 ゴムやシールを剥がしてまで分解する、という作業に抵抗はあると思いますし、何があっても自己責任になりますが、「どうせ捨てるしかないのだから」と開き直って、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

 

 

<追記 2018年1月>

 8ヶ月ほど経過すると、再度チャタリングが発生しました。

 今回は接点復活スプレーでも直らず。

 あきらめて新しいものを購入しました。