職場に「おれは合理主義者だから~するんだ」というセリフをよく言う方がいるのですが、私としては、その行動はとても合理的には思えません。

 でも、その人にとっては間違いなく合理的な行動なのでしょう。

 

 じゃあ、どちらの意見が正しいのか。

 

 それは「誰にもわからない」のです。



 人は完全合理にはなれないが、かといって完全に非合理でもない。その人が認識しうる合理性の範囲内で合理的に行動することしかできない。すべての人間は「限定合理的」なのである。

 そんなことを大学3年のころに受けた講義で学びましたね。

 

 思えば、大学2年から3年にかけて、私のモノの考え方、捉え方は大きく変わった気がします。

 

 それほど頭のよくない文系学部卒業の私ですが、「大学に行った意味はあった」と、就職した今になって思います。