通勤時間、特に電車に乗っているときに読書をしようと、読書用の本(文庫か新書サイズのもの)をスーツの内ポケットにいれて家を出ます。
仕事に関係する本だったり、栄養ドリンク代わりのビジネス(自己啓発)本だったり、小説だったり。
*
しかし、いざバスや電車にのると、本を読めない時があります。
音楽を聴くことを優先させたり、想像・空想・妄想にひたったり。
「やっちまったな」と、クールポコのようなセリフが頭をよぎる日々が続きました。
*
最近、その解決法をみつけました。鞄やスーツの内ポケットではなく、セカンドバッグのように、手にもって移動するのです。乗換駅の階段上り下りも手に持って移動します。何てシンプルでしょう。
そうすれば、座席に座るだけでほぼ読書の姿勢が整います。あとは、本を開くだけ。自然と本を読みだします。また、電車を乗りかえるときの数分、いや数十秒の時間でもサッと読書を開始することができます。
たぶん、今までは「本を取り出す」ことに、面倒を感じていたのでしょう。
*
でも、ビジネスバッグを持っている人がほとんどですから、一般的には難しいかもしれない。手がふさがってしまいますから。
私は2~3か月前から、特別な荷物がない限り手ぶらで通勤するようにしたので、実現可能なのです。
*
必要なのは、周囲の目を気にしないということです。手ぶら通勤もそうですが、一番の心配は「周りに変なやつだと思われる」ということ。たぶん、気にする人が大多数だとは思います。
私は割と大丈夫なんです。小さいころから「おまえの考えることはよくわからない」と言われることも結構ありましたし、慣れですかね。
*
周囲の目はそんなに気にならない、そして本を持って行ってもなかなか読めない(読みだせない)、という方は一度くらい試してみてはいかがでしょうか。