ビジネス本などではよく「パソコン内のファイル名の先頭には日付を入れよう」と書いてあります。
私が今まで読んだものの中には、次のようなものがありました。
- 160204
- 16-02-04
- 2016.02.04
- 更新日を見ればいいから日付はいれない
最初は1(160204)をやっていました。奥野宣之『完全版 情報は1冊のノートにまとめなさい』(ダイヤモンド社、2013)から、日付の書き方について影響を受けました。私の職場では数名がファイルに日付を入れているようです(全体的にPCスキルは低い職場です)が、この1の表記が一番多いです。
その次は、2(16-02-04)を使いだします。これは赤羽雄二『速さはすべてを解決する』(ダイヤモンド社、2015)に影響されました。見やすさでは1よりも優れていると思います。
赤羽さんは単語登録機能を使って、「h」を変換すると「16-02-04」と出るようにしているそうです。これは非常に便利で、私も今でも実践しています。日付を1日増やして再登録するという作業はせいぜい20秒から30秒くらいあれば終わります。毎朝、職場に行ってからのルーチンに組み込まれています。
この本にはいろいろと影響を受けましたね。昨日、書店で赤羽さんの最新書『ゼロ秒思考 行動編』が売っているのをみて、つい購入してしまいました。
そしてその後、3(2016.02.04)を使うようになります。最も慣れ親しんだ表記で、見やすさは最も優れていると思います。これは職場のPCに詳しい先輩がこの表記を使っていたことに影響されました。文字列は長くなりますが、前述の単語登録をすれば、入力時間は変わりません。
それ以前から、この表記法は考えてはいたのですが、ファイル名に「.」を使わない方がいいという情報を見たことがあり、使わないようにしていました。ですが、PCに詳しい人がそれつかってんだから大丈夫なんだろう、というくらいの軽い感じで3にしました。ネットで調べてみると、「.」と同じ理由で「-」も使わない方が良いようです。つまり3を避けるなら、2も避けるべき、ということです。それならいっそのこと気にしなくていいか、という気になります。
しかし、ここにきて不満が。エクスプローラでファイルを探すとき、キーボードで英数字を打ち込めばそのファイルに飛ぶことができます。ファイルの先頭に日付がついていますから、数字を打ち込んでいくんですが、その場合は1が最もやりやすい。また1に戻してみることにして、現在に至っています。
税理士の井ノ上陽一さんのブログをいつも拝見していますが、井ノ上さんは4(更新日を見ればいいので日付は入れない)とブログに書いていました。
ファイル名についている日付は、作成日なのか、更新日なのか、完成日なのか、このルール付けをしっかり定めておかないと、結局更新日に頼ることになります。実際、私も日付は先頭に付しているものの、更新日に頼ることも多いです。
ファイル本体には日付をつけないで、フォルダに日付をつけるとか、いろいろ試行錯誤しております。
あと、日付の後に半角スペースを入れるかどうかも、人によって分かれるところですね。私は見やすさを重視して、入れています。