『千里眼 運命の暗示 完全版』で登場する猿島。神奈川県横須賀市に存在する無人島です。昨年6月に初めて行ってみました。
最寄りの京急横須賀中央駅から歩いて乗り場を探します。街中に設置してある地図を参考にしながら、15分くらい歩いて乗り場に到着しました。
休日ということもあってか、結構混んでいて列になっていました。
まずは猿島に向かう船のチケットを購入します。乗り場(三笠桟橋)のそばに買う場所があります。ここで往復の乗船料金と島(猿島公園)の入園料をまとめて支払います。大人だと合計1,500円になります。入園料は平成27年4月から有料になったようです。
船に乗り込んで猿島へ向かいます。船は1時間に1本、乗船時間は片道10分くらいだったと思います。パック旅行グループもいたようで添乗員さんもいらっしゃいました。
島に到着すると、まず目につくのは浜辺で遊ぶ観光客です。大学生のサークル仲間のような集団がバーベキューをしていたり、水着姿で日焼けに興じている方もいます。私が行ったのは6月だったのでまだ遊泳は禁止されていたようですが、なかには海に入っている方も数人いて、たびたび船上からマイクで注意されていました。
とりあえず島を一周してみることにします。
やけに暗いトンネルがあります。真っ暗です。「これはカップルで来たら、自然と手をつなぐだろうな」と思っていたら、やはりそういう名所的な場所のようです。
作中で嵯峨敏也と蒲生誠が入って行った日蓮洞窟ですが、中には立ち入りできないようになっていました。かつては入れたようです。驚いたのは日蓮洞窟へ向かう階段です。狭くて急。恐怖を感じます。たぶん降りられない人も出てると思います。
事前にネットで調べていた、ショッカーの基地も発見しました。
50分くらいで一通り見て回れました。島のなかは階段(段差)や坂道が多い。もう一回りしようかとも思いましたが、坂道に足が進まず断念。
船が来るまであと10分くらいあったのでちょっとうろうろします。
飲み物の自動販売機が設置されていますが、値段が高い。500mlペットボトルが210円です。観光地ならではの値段です。
先ほど船で見かけた若い女性添乗員さんが休憩スペースのテーブルにうつぶせで潰れていました。過酷な職業のようです。
最終便に乗り遅れた場合の対応方法も看板で案内されていました。特別便が出るようです(別途料金がかかるとのこと。どれくらいかかるんだろうか?)
島での滞在時間は1時間。船は1時間に1本ですから、来た便の次の便で帰ったということになります。今思えば、もう1時間くらい見て回ればよかった。その時は疲労感のほうが勝ったんでしょう。
横須賀は初めて行きましたが、街中に白い制服を着た人が多かったのが印象的です。多分自衛隊関係だとは思いますが、海上自衛隊か防衛大か。見たことがない光景だったので新鮮でした。