始めてBlogというものを使って日記を書いてみる。
日記なんて柄でもないけど、俺も今年でとうとう三十路。
「30歳までに何かでかいことしてやる。」
映画(TATOO「刺青」あり)で主人公役の宇崎竜童が言った名セリフだが、
結果、宇崎は銀行強盗に至り、俺は日記を書くわけだ。
いや~小さい小さい。
きっと前世はナポレオンが食べたパンの食べかす位に小さい存在だったのだろう。
そんな自分ながらも、せめて何か形に残ればいいなと思ったのがBlogを始めたきっかけです。
このBlogというものは結構気軽だね。
昔、ホームページを作ったときは色んなコンテンツやデザインに凝り過ぎて
肝心な内容が疎かになってしまい、そのうち更新なんて全然しなくなってしまったけど、
日記のように手軽に書けるから飽きっぽい俺でもちょっとは続くかなと。
日記を書くなんて柄でもないけどね。
さて、本Blogのタイトル「NO BONDAGE」とは、そのまま訳して「束縛するな!」
という意味です。
今から16年程前(まだ中学生の頃)、好きでよく聞いていた九州のパンクバンド
THE SWANKYSの2ndアルバム「NEVER CAN EAT SWANK DINNER」
に収録してある曲のタイトルから拝借しました。
中学正の頃はスポーツ刈りのくせしてパンクロックばかり聞いてたなぁ。
当時は茨城の田舎に住んでいたので、この手のレコードやらCDは
わざわざ東京まで遠征しないと買えなかった。
なんせスポーツ刈りだから財布を盗まれないように
厳重にロック(ポケットの中の財布にさらに上から手を突っ込む)などして、
新宿の「Edison」というレコードショップに何度か通った覚えがある。
大体パンクロックを扱う店っていうのは、
北斗の拳の漫画に出てきそうなモヒカンの雑魚キャラ
が沢山くだまいてるような、当時そんな誤った認識をもっていたのでいつもオドオドしながら
店の扉を開けたっけなぁ。(だって田舎に住んでたし13、4歳位だったからね)
その店で流れていたのがこのバンドの曲で、店員になんとかバンド名を聞き出して
その場で買ったんだ。
その時に店員に聞いた俺の言葉が
「このセク~スピストルズのような格好いいセンスのバンドは何っつーんだっぺスか?」
確かこんな感じだったと思う。
店員は苦笑していたが、おそらく俺の質問に苦笑った訳ではなく
きっと俺の茨城訛りとスポーツ刈りを見て苦笑したのだろう。
だって、本当にいい意味でSex Pistolsのようなルーズな雰囲気を感じたのだから
その当時の解釈がベタと言われてもしょうがない。
そんな思い出のバンド、THE SWANKYSが福岡の「UK Edison」というCDショップの
新装開店記念の為、4月10日(日)に一夜限りの復活ライブを行ったらしい。
詳細は九州に行って見た訳じゃないからよく知らないけど、
インターネットの書き込みを見ている限りではそりゃ格好よかったとの事。
一瞬かのSex Pistolsの復活来日コンサートのダメダメさが頭を過ぎったが、
きっとSWANKYSはあの雰囲気で格好いいままだったんだろうな。
DVDも出るとの事だが、福岡で一夜限りとは言わず東京でもやって欲しいなぁ。
本日のBGM/THE SWANKYS 「NO BONDAGE」