最近の運動会での玉入れの様子がテレビで紹介されていた。


玉入れの途中に曲が流れて

チェッチェッコリ  チェッコリッサ  

と歌いながら踊る

曲が終わると、また玉入れを始める。

また曲が始まると、歌って踊る

を繰り返すのだそうです。


玉入れの様子はは親達には後ろ姿しか見せられないので、途中に親達の方を向けるように踊りを入れるのだそうです。

よく考えられてますね。

玉入れとはそんなものだと思っている

私には絶対に思いつかないだろう。


なんの曲?

初めて聞いた。

と思う人が多いかもしれない不思議な曲。

そしてお尻フリフリ、体クネクネの踊り。


実は私はこの歌と踊りを40年前に経験している。


新入社員研修で初めて知った変な曲とダンスを

ステージの上でやらされたことがある。


山間部にある研修施設で新入社員研修があった。


人事課の課長、係長、人事教育課社員、その他選ばれた社員がリーダーとなって新入社員に研修を行う。


研修期間は各班に振り分けられ、班で行動をする。

財布、タバコは没収。

大卒男性は禁煙がつらそうだった。


朝は起床するとすぐに顔を洗い、

山道を走らなければいけない。

研修センター旗と国旗掲揚のあと

ラジオ体操

そして、やっと朝食。

こんな風に1日がスタートしていた。


研修室に入室する時には1人ずつ大声で挨拶をするのだが、私は頑張って声を出しても、

聞こえないと何度もやり直しをさせられたのが

ものすごく嫌だった。


その研修中に教えられたのが

チェッチェッコリ の歌と踊りです。

人事課長がステージで見本を見せてくれて

班ごとにやらなければいけなかった。

妙な曲を歌いながら皆でお尻をフリフリして

異様な光景だよ。

人前に出ても動じない、羞恥心を捨てさせる為にやらせたのではないかと思うのだが

なんか変ですよね。



テレビで時々取り上げられる度に

この妙な経験を思い出します。


昔の新入社員研修って

こんな事をやっていました。

そんな時代でした。



2週間近く泊まりの研修があったのだが

研修内容は全く思い出せない。


辛かった朝のルーティンやチェッチェッコリの事しか思い出せない。


チェッチェッコリ チェッコリサ

二酸化マンガン 酸化マンガン

ホンマにチェチェ

と歌っていたけど


どうも違うらしい


チェッチェッコリ チェッコリサ 

リサンサマンガン

サンサマンガン ホンマンチェチェ

が正解らしい。

40年間間違ってたみたいだ。

日本の せっせっせーのよいよいよい

みたいなガーナの曲らしい。


一応変な研修だけではなかった事はお伝えさせてください。


軍隊かと思うような団体生活をした研修のあとは

ちゃんとデスクでのお勉強や実習が1ヶ月程ありました。



40年前の変な研修の記憶でした。