「構わないよ 君は今日、勤務だったね?いいのかい?」
「はい、休憩時間です」。
「また 見つかったね」
「ああ」
彼がメニューから顔を上げる。
2人の表情は輝き、実に楽しそうだ
「うちらの周り、犬だらけになったりして!」
「そうだなー!」
「残念だけど」。
野生の勘とも言うべきガルドの鋭い感覚には定評があり、
レーテルは無言で後に続いた。
「あんまり気分のいいもんじゃねえな」
自衛士隊の支部を背にして、ガルドは毒づく。
「フッ!また今夜も靴が履けないぜ」
胸を張って、俺はソファにふんぞり返る。
「う~ん、いや、わかんねえ」
「涼も大変だったよな。友人との待ち合わせには遅れてしまうけれど、
これは仕方ない。