術後6日目。 | 先天性心疾患_φ(・・

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先天性心疾患患者の手術・入院生活の話、日々の話をゆる~く書いています(^^)

この日も気持ち悪さはありましたが、再び300m歩行ができましたし、ペースメーカーを外すこともできたんです(^^)

 

私はこれが本当に嬉しかったんですが、一番不快感や違和感を感じていたのはペースメーカーだったからなんですよね。

 

埋め込み式のものではなく、あくまでも術後の補助用のものでしたし、リハビリや移動の度に機械も一緒に持って行かなければならないことにストレスを感じていました。

 

なによりも、安静時も運動時も心拍数に変動がないことが違和感でした。

 

ペースメーカーは、胃の上・胸のしたくらいの位置にリード線が2本通っていて、そこから心膜に軽く付けているそうなんです。

 

外す時は固定している部分の抜糸をし、リード線を引っ張って抜きます。

 

リード線は針金のような太さなので、挿入部分の傷口を縫う必要もないですし、少しの間圧迫止血をしたら、その後はすぐに起き上がることもできますよ(^^)

 

抜くときは痛いというよりも、何かが体の中を通っていく感じで、少し気持ち悪い感じがしました。

 

でも本当にあっという間ですし、先生も楽しいお話しをしながら処置して下さったので、吐いてしまうこともなく終えることができました。

処置室にもいかず、部屋で出来てしまうくらい簡単なものです(^^)

 

同時に尿道カテーテルも外して頂いたので、トイレにも自分で行けるようになり、自由度がかなり増しました。

 

それを踏まえて、次の日からはリハビリ室でのバイクをこぐリハビリが決まりました。

 

こうしてみると凄く順調に思えますが、慢性的な気持ち悪さと食欲不振はこの時点では全く改善されてなかったんです。

 

それでも人工物を体内に長期間入れていたり、動かずに安静にしているのは回復の妨げになってしまうんですよね…

 

4日目もそうでしたが、この頃はとにかく信じて焦らずに頑張ること。

これだけを頭に、なんとかメンタルをコントロールしながら過ごしていた時期でした。