　先週の１４日の木曜日に東京で研究会があったので、新型コロナの流行以来であるから４年ぶりに上京した。このブランクは大きかった。東京駅へついて新橋駅まで出る間に雑踏酔いをしてしまった。人にぶつかりそうで素早く歩けない。

東京で通勤している人にとっては笑い話かも知れないが、私にとってはよくこんな人混みのなかで生活できるなと思ってしまった。要は、田舎の暮らしになじんだと老人になってしまったということであろう。

　会場は新橋からゆりかもめで東京テレコムセンターであるが、時間があったのでお台場の海浜公園によった。こちらはウィークデイでもあり海岸を散歩する人がちらほら程度でここで息をつくことができた。いままで見てきたきれいな海とは違う海の色であったが、高層マンションなどに囲まれた

オアシスのような一角であろう。

　無事、研究会を終えて帰宅できたし、着なれないスーツとネクタイをとったときにはほっとした一日であった。

終焉のたわごと（３３） しばらくぶりに上京