飲みに行った帰り、終電がなくなり、一緒に飲んでた池袋住まいの友達の家へ。


なんと東京音楽大学の真裏に住んでいる。




ちょっと前に、郵便ポストに音大の学祭の案内が入っていて、


その封筒が手書きだったことに大層感動した友達。


いわく、営業からすると、営業は営業に弱い。




ということで音大の学祭のブラスバンドコンサートを見に行くことに。


演奏を見ていて、学生が本当に一生懸命やっているなと、


不覚にも最初は上から目線で見ていました。


40人ほどの学生の表情は真剣だし、音もはずさないし、そろっているし、


学生というより音楽家に近いように思いました、最初は。





2曲聴いてパート紹介が始まりました。


指揮者の人が軽く楽器紹介をした後、


それぞれの楽器が、そのパートメンバーだけで短い曲を演奏してくれます。


中にはスーパーマリオの曲を演奏してくれたパートもあり、なかなかユーモアあるなと思いながら聴いていました。


このまま終わるかなと思っていた矢先、ある男の子がおもいっきり音をはずしました。


会場はあたたかい目で見守っていたのですが、その後の指揮者の方のコメントにはっとしました。


「さきほどね、音をはずしちゃいましたけどね、みなさん不思議に思われたでしょ。


それは、音楽家は100点が当たり前、ちゃんと演奏できて当たり前と皆さんが思っているからなんですね。


結構な野球のバッターでも3割5分くらいでしょ、打率は。


でも音楽家は違うんです。100点をとらないといけないんですね。


そのプレッシャーの中で音楽家は演奏しているんです。」




指揮者の方はさりげなくフォローしていましたが、


私は自分の上から目線を猛反省しました。


彼ら、彼女らは、相当な倍率を勝ち抜いて音大に入っているわけで、


ミスなくやることが当たり前の環境にいる。


私とは当たり前のレベルが違うのだと。




ちょっと自分の意識が緩んでるなと、気を引き締めなおしました。